GW九州遠征登山!日本百名山の祖母山と久住山へ

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こんにちは、しょーま(@MofMof21)です。

2018年のゴールデンウィーク!貴重な大型連休は遠征登山に行くしかない。というわけで九州の日本百名山を攻めてきました。ACTIBASE登山グループ企画で祖母山久住山に行ってきました!どちらも素晴らしい山だったけど、久住山はアメリカの砂漠のような大自然でマジで堪らない。山だけでなく観光もできて、最高の九州遠征でした!

祖母山

  • 最短コースタイムは約3時間半
  • 宮崎県最高峰!
  • 梯子あり、鎖場ありのアスレチックコース

久住山

  • ・最短コースタイムは往復約4時間
  • ・坊ツガルのテン場には、温泉もビールも有
  • ・岩がゴロゴロでアメリカを感じる大自然&絶景

登山日:2018年4月30日〜5月1日

九州遠征登山1日目!祖母山→坊がつる

東京から飛行機で移動して、大分駅に集合。格安航空のジェットスターを利用したが、持ち込み荷物だけにするため、テント泊装備を総重量7キロ以下に抑えたんだけど、意外といける。重量とか大きさに制限があると本当に必要なものしか持っていかないから、移動も楽だしいい!

祖母山登山口の北谷登山口へ向かう。ここには駐車場もトイレもあるので安心ですが、GWなどの繁忙期は駐車場が埋まってしまうことがあるのでお早めに!九州に住んでいるもりもりも合流して登山開始!

祖母山は、周遊できるコースになっています!風穴コースの方が、急で梯子や鎖場などもありますがコースタイムが短いくて楽しい!今回は通常のコース?から登って風穴コースで下山することにしました。

こんな感じの樹林帯を登っていきます。登山口から60分くらいはゆるめの登り、阿蘇と久住の絶景ポイントを通過したら国観峠までなだらかな尾根を歩きます。途中で熊本県と大分県と宮崎県を分ける三県境という三県の境目があります。国観峠を越えると9合目まで最後の頑張りどころである急登を抜けていくと。。!!

あっという間に山頂へ到達!お疲れさまでしたー。祖母山は結構緩めに登山を楽しめる。

みんなでパシャり。途中から天気が悪くなって、ガスに包まれてしまったので景色はほとんど見えず、、ガスだけではなくて雨もパラパラと降ってきました。。

下山は風穴コースを使います。風穴コースは梯子を使うとこが多数あったり、岩を乗り越えていったりとアスレチクッコース!変化に富んでいて下山も楽しい!!

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途中で風穴も発見!!奥行きが20mほどある風穴で、少しだけ中に入りましたが中は真っ暗、そしてヒンヤリ。探検してみるのも面白いかもしれません。

最後の沢を渡ったら登山口はもうすぐそこ!ゴールデンウィークというのもあってか下山後の駐車場は、ツアーのバスなども何台か来ていて車が溢れるほどありました。

次は、久住山を目指します。の前にちょっと腹ごしらえ。

熊本県阿蘇にある高森田楽保存会にお邪魔してきました!田楽は700年~800年ほど昔より食べられておりました歴史ある郷土料理です。里芋やこんにゃく豆腐などを串に刺してお店自慢の秘伝のタレを塗りつける。そこに山女魚も加えて、炭火の周りに突き刺してじっくり焼く。この田楽に使われている『鶴の子芋』は里芋の一種で、阿蘇の火山灰土からできており、この地方でしか取れない里芋なんです。

現地の伝統料理などを体験するのも遠征登山の魅力!山だけじゃなくてその土地の名物や温泉、観光地にも立ち寄って遠征登山を満喫してます!!

第2の山、久住山へ

大曲登山口の駐車場に車を停め登山開始。この日は、久住山のテン場である坊ツガルを目指します。樹林帯を抜けると一気に開けた登山道に!火山群ならではのゴロゴロとした岩、そして噴煙を上げる火山特有の風景。アメリカの大自然にいるようなスケール感はみんなのテンションを高めます。GWに九州と奈良合わせて4つの山に行きましたが断トツで久住山が良かった!!

久住山の登山道の中でも特にこの千里浜がたまらなく良い!山々の間に挟まれた平地で、歩いているだけで冒険心がかりたたされる。悪者を倒しに行くヒーローっぽい写真ですよね。どの方面を見ても絶景。

千里浜を抜けてゴロゴロ岩のルートへ。黄色い点で歩く道を記してくれているので迷いません。岩の上に登ってまた他の岩の上を歩いて、本当に自然のアスレチックにいるようで楽しい。

坊がつると法華院温泉山荘は久住連山のオアシスだった

ゴロゴロ岩たちを越えると見えてきました法華院温泉山荘!温泉あり、テン場ありのロッヂありビールあり。久住連山を眺めながら羽を休めるまさに久住のオアシス。もうここで一杯やっちゃいた息もありますが我慢して、今晩の幕営地である坊がつるへ。と思いましたが、我慢できずビールを飲んでしまいました。やっぱ登山の後のビールは最高やな!

坊がつるは法華院温泉山荘からは10分もかからない位!久住連山の真ん中の広く広がった平地にテントを張ります。事前にGWの坊ツガルは激混みと聞いていたのですが、GWの中日の平日だったので想像よりも人が少なくて、ゆったりとテントを張れました。良かったー。

テントを張って荷物を置いたら法華院温泉山荘の温泉へ。シャンプーなどの洗剤は使えませんが、温泉に入るだけでとっても気持ちい。一回に10人位入れる大きさの湯の花が浮かぶ湯船は本当に気持ち良かった。温泉のお湯には湯の花が浮いているし、蛇口からは冷たい水しか出ないので洗うのは大変。笑

温泉で汗を流して、温まったら夕飯とともにまたビール!今回、初対面同士もいたけれど山に登って温泉に入ってビール飲んだらもう仲間よ!!お話しして、明日の予定立てておやすみなさーい。

九州遠征登山2日目!久住山山頂

朝早く起きて、朝飯を食べてテントを食べて、、いやいやテントは食べない。テントを片付けてしゅっぱーつ!千里平まで来た道を戻ります。やっぱ千里平最高すぎる。なんだこの圧倒的な迫力の景色は、まるで映画の中にいるようじゃないか!

久住分かれから北千里浜を振り返るとまた息を呑むような絶景。ボコッと開いたとこを通ってきたんですよ。この山は俺のツボを押さえすぎている。

そして久住分かれから20分ほど歩くと、久住山山頂に到着!ゴロゴロ岩の山頂は遮るものがない360度の絶景!眺望も良くて、天気もとっても良くて、最高に気持ちが良ーい。記念の写真をみんなで撮って、絶景写真も撮って思う存分久住山を楽しんだら、久住山への最短コースである牧ノ戸峠に下山します。

牧ノ戸峠からの往復コースは往復約4時間で久住山山頂まで行けるので、最も人気のコースです。確かに比較的なだらかで、程よく岩歩きも楽しめて初心者でも比較的に簡単に久住山を楽しめるコース!ではあるんですが、是非千里平には行って欲しい。北千里浜にいかないなんて久住山の楽しみの半分は損してる。

ま、今回はこのコースでゆるっと下山。最後の保蔵された坂や階段はダッシュで駆け下りる。ゴールには売店もあるのでそこでアイスクリームを食べました。本当にいい山だった。牧ノ戸峠には九重町コミュニティバスも通っているので長者原ビジターセンターに車を止めていても取りに行けます!

祖母山と久住山登山で九州の大自然を堪能できた。

正直言ってね、なめてましたよ九州。百名山だから行かなきゃくらいの気持ちだったんですけど、この遠征登山めちゃめちゃ良かった。うん、めちゃめちゃ良かった!(大事なことだから2回。)

登山の為に飛行機乗るの初めてだったけど、本当に来て良かったと思ってる。祖母山の深い森の中に包まれているあの感じも久住山の開けていて大絶景で圧倒的なスケールの感じも2つとも素晴らしかった。

今回、ACTIBASE若者登山コミュニティで企画してくれたゆりかさんには感謝だし、関東から5人と九州の人も合流できて、どこへ行っても登山仲間が見つかる世界が近づいているんだなって感じたよ。やっぱ現地の人の方がその地域や山のこと詳しいし、何より山という共通の趣味があったからこそ繋がれたことが本当に嬉しい。素晴らしいメンバーとこの九州遠征登山ができて本当に良かった。もっともっと登山者仲間が増えればいいな。日本全国に登山仲間がいればいいな。俺は『いつでもどこでも登山仲間が見つかる世界』をただただ作りたいんだ。

登山に一緒に行く人が周りにいないって人もいると思う。登山に行ってみたいけど怖いって人もいると思う。そんな人は是非ACTIBASE登山グループを使ってみてほしい。

—ACTIBASEの登山グループで登山仲間を見つけよう—

 祖母山ついて
名称:祖母山(いぶきやま)
標高:1,756m
場所:大分県豊後大野市・竹田市宮崎県西臼杵郡高千穂町
アクセス:高千穂市街地から約50分
メモ:日本百名山、宮崎県最高峰
コースタイム:往復約3時間半
関連HP:高千穂町観光協会
 久住山ついて
名称:久住山(くじゅうさん)
標高:1,786m
場所:大分県竹田市
アクセス:大分自動車道湯布院ICより30分程度
メモ:日本百名山(九重山)、九州最高峰(中岳)
最短コースタイム:往復約4時間

 

 

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。