【日本百名山】猿倉から大雪渓を超えて白馬岳で日帰り登山

スポンサーリンク






こんにちは、しょーま(@shoma_act)です。

今回はACTIBASE登山コミュニティのみんなと日本百名山の一つ白馬岳に行ってきました!

実は白馬岳は5月にも行ってて、その時はスーパー豊富な残雪と風速17mという暴風に煽られ、悔しくも撤退した。その苦節を晴らすべく、今回は夏の白馬岳に行ってきました。

一般的には一泊二日かけて、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)を縦走するのですが、今回は白馬岳のみの日帰り登山。猿倉から大雪渓を抜けて山頂まで行くポピュラーなコースです。

コースタイムは長めですが、とっても景色が良くて真夏の大雪渓はひやっとした風がとっても気持ち良くて最高の登山でした。

白馬岳

  • 日本百名山、新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山
  • 日本最大の雪渓である白馬大雪渓がある
  • 日本有数の高山植物のお花畑が広がる
  • 北アルプスの山々が望める眺望よし
  • 初心者は一泊二日の小屋泊がオススメ

登山日:2018年7月24日

 白馬岳について
名称:白馬岳(しろうまだけ)
標高:2,932m
場所:長野県、富山県
駐車場:猿倉駐車場(約70台/無料)
アクセス:上信越道長野ICから約60㎞
コース:猿倉登山口→大雪渓→山頂(ピストン)
コースタイム:往復約9時間

大雪渓を超えて絶景へ。真夏の白馬岳日帰り登山

今回も白馬岳に登る上で一番人気の白馬大雪渓ルートで山頂を目指すので朝、猿倉駐車場に来た。平日にもかかわらず多くの人がいてびっくり。5月行った際は営業してなかった猿倉荘も営業していて、飲み物や食べ物などを買うことができます。登山届のポストもトイレもここにあるので、出発準備を済ませたらいざ出陣です!

猿倉荘をでたら樹林帯の中にを歩いていく。ここら辺は平坦な道で大雪渓に備えて足を慣らすことができる。白馬岳を上に見ながらの楽しいハイクといった感じ。

猿倉から1時間かからないくらいで、白馬尻小屋に到着!ここは大雪渓の玄関口で、アイゼンを借りることもできるんです。あとは水あり、トイレあり、飲み物、食べ物、テン場ありの素晴らしい山小屋。

なんといっても目の前を流れる沢や左手には白馬大雪渓が見えて、ロケーションは最高。ここで、テン泊したら気持ちよさそう。

白馬尻小屋からまた樹林を15分くらい歩くと、遂に白馬大雪渓に突入。アイゼンを装着して準備ばっちし!

夏の白馬岳は軽アイゼンで十分です。僕はモンベルの6本爪軽アイゼンを持って行きました。友人二人はチェーンスパイクで問題なくいけていたので、チェーンスパイクでも問題なさそうです。

軽く2時間くらいこの雪渓の上を歩かなければならない。道のりは長いので、気合を入れていく。ただ、なんといつても5月よりは楽だ。5月は小屋なんて埋まってるし、猿倉からからずっと雪。それに比べればどうってことない。

こんな感じで進んで行く。あたりには石がゴロゴロ落ちている。これは落石で上から降ってきたもの。

白馬岳の大雪渓は雪崩と落石祭りで雪崩の集積がこの雪渓をなしているのです。ここ登っている時も、左右の斜面では落石がたくさんありました。音を聞くたびにヒヤヒヤ。注意して登りましょう。

タイミング悪く、雲が上がってきていて、ふと振り返るとゆいぽんが雲に飲まれている。なんかの映画のようだ。

美しい。冬は白銀の世界であったが、夏になると緑が見える。ちなみに左の岩は落石の後。真ん中の米粒が登山者です。あともうちょっと!

やっとの思い出雪渓を抜けて、岩で一休み。でも実は雪渓はここで終わりではないのです。

アイゼンを外して、10分ぐらい歩くと、、

こんなトラバースの道があります。ちゃんと掘られて道になっていますが、アイゼンを装着して進みましょう。

トラバースを抜けたら、もうアイゼンはしまって大丈夫です。この緑いっぱいのお花畑ゾーンを進んでいきます。様々な種類の花が咲いていてとっても良いです。

途中で水場を発見!水を補給する。

みきちゃん
うわー、冷たくておいしーっ!
ゆいぽん
本当だ。めっちゃおいしー!
みきちゃん
他のも入れ替えちゃおーっと。

ここの水はマジでうまかった。キンキンに冷えている白馬岳のエキスが体に染み渡る。白馬岳の天然水で体力回復したら、小屋を目指してお花畑の中を歩いていく。

そして見えてきたが頂上宿舎。ここもかなり充実した山小屋なのですが、スルーして白馬山荘を目指します。ちなみにこの上の景色が、

とってもいい景色なのです。後ろには剣岳が見える。そんな稜線を歩いていく。

本当にいい景色で何度も何度も振り返ってしまう。

そして白馬山荘でお昼ご飯。この日から新しく販売開始した「白馬大雪渓かき氷」を堪能!さっぱりとしたフルーツとあまーい練乳、そして冷たいかき氷のコラボレーションはあっついこの時期に本当に最高。

白馬山荘は日本最大の収容人数を誇る山小屋で抜群の景色のレストラン「スカイプラザ白馬」があります。是非是非お立ち寄りください。

ここで絶景を見ながらお昼ご飯を食べたら、山頂へ。

ついに、白馬岳山頂!山頂でパシャり。長い道だったけどみんなで山頂までこれてよかったー!

お疲れさまでした!

ここでしか見れない景色がある!夏の白馬岳で大自然を感じよう

今回の白馬岳登山。大雪渓は壮大だし、お花畑の花々も美しいし、稜線から見える剣岳とかその他の山々も綺麗だし。景色めちゃくちゃ良くて、みんなで楽しく登山出来て本当によかった。

白馬三山も回ってみたいし、白馬鑓ヶ岳には温泉もあるらしいし、栂池の方の池の近くの天馬もいいと聞く白馬エリアええとこ満載や!

日帰りで行くのは少し大変なので、充実した山荘もあるし、杓子岳、白馬鑓ヶ岳もあるし一泊二日で小屋に泊まってゆっくりと白馬岳の大自然を味わうのがいいと思う。

登山に一緒に行く人が周りにいない、登山に行ってみたいけど不安という方はACTIBASE登山グループを是非ご利用ください。同年代の登山仲間がきっと見つかりますよ!

—ACTIBASEの登山グループで登山仲間を見つけよう—

The following two tabs change content below.

しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




ACTIVEを刺激されたらシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。