扇沢から柏原新道ルート!爺ヶ岳&鹿島槍ヶ岳で一泊二日の縦走テント泊登山

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こんにちは、毎週登山してますしょーま(@shoma_act)です。

今回はACTIBASE登山コミュニティの登山仲間と、日本百名山の鹿島槍ヶ岳で一泊二日のテント泊登山をしてきました!

前回の剱岳に続いての一泊二日テント泊登山でしたが、もうめちゃくちゃ良かった。何が良かったって、一つ目の山荘まで行ったらもうずっと稜線歩きなんですよ!北アルプスの山々とか雲海とか360度広がっている極上の天空ハイクができるんです。

そんな超絶景の鹿島槍ヶ岳をレポートします!

 鹿島槍ヶ岳について
名称:鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)
標高:2,889m
場所:富山県黒部市・立山町長野県大町市
駐車場:柏原新道登山口駐車場(90台/無料)
アクセス:安曇野ICより約40km
コース:柏原新道登山口→爺ガ岳→冷池山荘(テント泊)→鹿島槍ヶ岳→柏原新道登山口
コースタイム:約15時間30分/登8時間30分,下7時間
メモ:日本百名山、花の百名山、新・花の百名山
メモ2:剱岳・立山と並び、日本では数少ない氷河の現存する山
メモ3:信州ふるさと120山
登山日:2018年10月7-8日

10月の鹿島槍ヶ岳テント泊登山スタート!

まずは登山口までのアクセス。ナビは『扇沢』にセットしておくと扇沢の手前に柏原新道登山口を発見できます(MAP CODE:691 493 721*82)。登山口の近くの駐車場に車を止めて、登山届を書いたらスタート。駐車場にはトイレはないので、もし必要であれば扇沢までいけばあります。

ちなみに新宿から出ている『毎日アルペン号』という夜行バスが柏原新道登山口で停まるので車がない方でも公共交通機関でアクセスできます!

最初は樹林帯の中を歩いていきます。ちょうど紅葉の時期でオレンジや黄色に染まった草木のトンネルができていました。紅葉登山が僕たちの気分を高揚させる←

登山道はこんな感じで種池山荘まで続いていて、特に危険な箇所はなくじわじわ登っていく感じなので北アルプスの入門としてもいいかもしれません。

あぁ〜アルプスきたなーっていう壮大で美しい景色が見える。夏の緑の感じも冬の雪化粧の感じもいいけどさ、やっぱ色とりどりな紅葉が最強だよね。

3時間ぐらいで種池山荘に到着!稜線に出るとガスガスの世界で雨も降り出してきました。辛すぎる。毎回雨が降っている気がするよ?俺の登山は?

もう開き直って、小屋に入ってお昼兼ビールタイム!もうすぐ小屋が閉まるから、生ビール900円がセールで500円になってました!なんたるお得。山で生ビールは本当に至福の時間すぎるだろ。

道草食ってたら外はこんな状況でさっきより天気が悪化している。種池山荘から冷池山荘までは稜線歩きで雨風吹きっさらしです。晴れてたらさぞかしいい景色なんだろうな!!下界が晴れていても登ると雨なんてこともあるのでレインウェアは常に携帯しよう。

ってかゆーやどうした。おきてる?ディメンター見たいになってんぞ?

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雨の中頑張って歩いて、なんとか冷池山荘に到着!こちらでも生ビールが500円なのでジョッキを注文。雨に打たれましたが雷鳥にも会えたし、小屋の中はとっても暖かいし文句なし。

ここが今夜のお宿。冷池山荘のテン場です。厄介なのが山荘とテン場が遠くて10分弱くらいかかります。しかもほとんどの場所の地面が斜めになっています。

狭くはないですがベストポジションは少ないかも。

この後、晴れることもなくガスりまくって夕日も見れなかったのですが、夜はみんなで夜会して外に出てみると満点の星空が広がっていました!そのツンデレさが山なんだよね。

鹿島槍ヶ岳一泊二日テント泊登山二日目

まだ夜は明けていない真っ暗の状態から登山開始。登っている途中で日の出が見れました!雲海の中から出てくる太陽はマジで美しい。こんなに綺麗な朝日を見れるのもテント泊登山の醍醐味ですよね。

こんなに壮美な雲海を見れるなんて、、雲から顔を出す山が島のように見える。

冷池山荘のテン場から2時間ぐらいで、ついに鹿島槍ヶ岳山頂に到着!360度遮るものがなくて、五竜岳、槍ヶ岳、穂高連峰、立山、剱岳などなどの北アルプスの名峰たちが見える。

なんと山頂でブロッケン現象も見れました!わかるかな?笑

後ろに見えてるのが多分剱岳!山頂の撮影会を楽しんだら下山します。左は雲海、前方から右には北アルプスのが見える超絶景の稜線を歩いてきます。

冷池山荘のテン場でテントを回収した後は爺ヶ岳による。寄るって言っても登山ルート上にある爺ヶ岳ですが、頂上を通らない巻き道もあります。行きは天気が悪かったので、よりませんでしたが、帰りはバッチリの天気!!

振り返ると鹿島槍ヶ岳の南峰・北峰と分けられた双耳峰となっている山頂が見える。マジで美しすぎる。雲が上がってきているな。

爺ヶ岳から種池山荘までの道も美しすぎる。

道が美しすぎるし、天気も良すぎるので撮影会してたらたまたまこんなの生まれた。いやー、偶然ってすごいなー。

鹿島槍ヶ岳で極上の天空歩きを堪能できた

鹿島槍ヶ岳一泊二日のテント泊登山は1日目は天気が悪すぎて何も見えなかったものの、二日目は最高の天気で北アルプスの山々を見渡せる極上の稜線歩きを堪能でき、

結果としてめちゃめちゃ良い山でした。

先にも言ったけど難易度的にはそれほど高くないと思うので、北アルプス初心者の方でも小屋泊とかでまったりといけば十分にいける山だと思います。

是非一度、鹿島槍ヶ岳を訪れてみてはいかがでしょうか。

登山に一緒に行く人が周りにいない、登山に行ってみたいけど不安という方はACTIBASE登山グループを是非ご利用ください。同年代の登山仲間がきっと見つかりますよ!

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。