一泊二日の山小屋泊で涸沢 登山って初心者でも行けるの?

スポンサーリンク






こんにちは、アウトドアマンのしょーま(@shoma_act)です。

今回はACTIBASE登山コミュニティの登山仲間と、北アルプスの涸沢で一泊二日の小屋泊&テント泊登山をしてきました!紅葉の時期は過ぎてしまったいるし距離やコースタイムも長い涸沢ですが、登山道は比較的歩きやすくてスタートの上高地から絶景を見れるのでとってもいいところなのです!

でもでも今回は初心者の山友達なので初めての北アルプスにワクワクドキドキ。

  • 初心者でも涸沢行けるの?
  • コースはどんな感じ?

と言った不安をお持ちの方は是非ご覧ください!

 涸沢について
名称:涸沢(からさわ)
標高:2,300m
場所:長野県松本市安曇
駐車場:沢渡駐車場(2000台/600円)
アクセス:安曇野ICより約40km
コース:上高地→横尾→涸沢(ピストン)
コースタイム:約11時間/登6時間,下5時間
登山日:2018年10月23-24日

紅葉でも有名な北アルプスの涸沢で一泊二日登山

夜中に東京を出発して沢渡の駐車場に車を止めてバス(大人片道1,250円往復2,050円/大人1名)に乗り換えたら上高地には早朝に到着!4人だとタクシー(4,200円)を呼んでも料金変わらないです。

事前にレインウェア、登山靴など必要なものを買ってもらいました!

バスを降りて5分で着いたのは北アルプスの玄関口、上高地・河童橋です!穂高連峰が見えて、河童橋が架かっていて、梓川が流れています。美しすぎるこの景色を求めてゴールデンウィークやお盆には本当に沢山の人が訪れます。年間120万人以上の観光客が訪れる理由もわかる。

こんな感じの平坦な道を横尾まで3時間ひたすら歩く。歩いている間にも北アルプスの荘厳な山々を見渡せる大自然の中のトレッキング。

なんていいもんじゃなくて、横尾までの3時間は景色変わらないし長いからめちゃくちゃ飽きる。明神、徳沢という所々にあるスポットでいい感じに気分転換しなくては気が狂っちまうぜ。

てな感じで、上高地から歩くこと1時間。チェックポイントの明神に到着!

明神岳がドーンと見えて明神橋も可愛いくて、何よりこの明神池がめちゃくちゃ素敵。明神池(拝観料300円)は一之池と二之池、大小2つからなる池で、池畔には穂高神社奥宮が鎮座する神域なのです。コースから少し外れてしまいますが行く価値あり!

スポンサーリンク

また1時間歩いて次のチャックポイントである徳沢に到着!徳澤園というとっても可愛い山小屋があり、そこでコーヒーやビールで一服したり、そばやおでんを楽しむことができます。

外は寒いのでモダンだけどノスタルジックな暖炉の前で温まる。本当に素晴らしい宿なのでここ目的でくるのも有り中のあり。

さらに歩くこと1時間で横尾に到着!

横尾を基点として登れる山は数多く、槍ヶ岳、涸沢、穂高岳、蝶ヶ岳など北アルプス登山の出発点となっています。横尾にも山小屋や食堂、綺麗なトイレがあります。

そしてこの横尾大橋を越えるといよいよ登山道が始まります。上高地から3時間、ここが涸沢への道の中間地点で残すはあと半分。頑張ろう!

とは言ったものの本谷橋までは道の感じは変わりますが比較的平坦です。焦らなくても大丈夫だから自分のペースで進んでいけばオーケー!

ここが本谷橋。ここから先は岩が増えて斜度があるので本格的な登りです!涸沢まであと2時間、気を引き締めていきましょう。

石が増えたってかもうここは石の道ですね。笑

開けていて気持ちのいいところだけど、落石注意の箇所もあるので注意して進もう。

山が近づいてきた!涸沢まではもうちょっとだ。

ここまで相当な距離と時間を歩いているので、山歩きに慣れていない登山初心者にはこの辺の登りはこたえると思います。休憩しながらでもゆっくりと自分のペースで進んで行くのがいいですね。

遂に念願の涸沢カールに到着!

紅葉は終わってしまっているけど上まで見えるナイスな天気だし、人も少なくてとっても静かで絶景に浸れる。。向かいには涸沢小屋が見えてその上には北穂高岳、奥穂高岳などが見える。

そして涸沢ヒュッテでチャックイン!女性陣は山小屋の、俺はテント泊の受付をします!

涸沢ヒュッテの部屋はこんな感じらしいっすよ。

朝食はこんな感じらしいですよ!夜ご飯は山小屋のではなくみんなで鍋を食べました!

次の日は同じ道を通って帰ります。。

結局、初心者でも涸沢登山できるの?

天気も良く絶景を見れた涸沢登山。涸沢カールは本当に圧巻でずっと見ていられるし、北アルプスの山々も雄大で心動かされる。

ただコースが長すぎるんですよ。

上高地から10キロ以上もある景色もそんなに変わらない平坦なコースを3時間も歩くのは初心者には正直辛い。しかもその疲労が溜まった後に標高差700mある岩の登山道を歩くのも割と大変。

というわけで涸沢登山は初心者登山に向いてません!という結果になりました。

初心者の方は上高地周辺の大正池とか明神だったり散策して日帰りで帰るか小梨平でキャンプして一泊二日過ごすのが良いと思います。それだけでもかなり楽しめるので!

もちろん距離が長いだけで技術的な難易度があるわけではないので、体力がある方なら涸沢まで全然いけます。是非挑戦してみてください!

登山に一緒に行く人が周りにいない、登山に行ってみたいけど不安という方はACTIBASE登山グループを是非ご利用ください。同年代の登山仲間がきっと見つかりますよ!

—ACTIBASEの登山グループで登山仲間を見つけよう—

The following two tabs change content below.

しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




ACTIVEを刺激されたらシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。