カシオの最新スマートウォッチ『PROTREKSmart WSD-F30』をレビュー!体験イベントに参加してきた

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こんにちは、毎週登山しているアウトドアマンのしょーま(@shoma_act)です。

今回はアウトドアアンバサダーイベントのお誘いがあり、カシオのGPSスマートウォッチ

「PROTREKSmart WSD-F30」の発表&体験イベントに行ってきました。

アウトドアをしている人なら誰もが気になるアウトドアウォッチ。しかも、この『PRO TREK Smart WSD-F30』はスマートウォッチとなっており、地図など様々なアプリケーションを入れたり、アイフォンなどと連携することができる優れもの。

今回はそんな近未来デバイスであるカシオのスマートウォッチと体験イベントのレポートです!

『PRO TREK Smart WSD-F30』の発表/体験イベントに参加!

一月にプロトレックスマートの最新モデル『PRO TREK Smart WSD-F30』が出るということで、販売に先駆け、発表&体験イベントに参加してきました。このイベントではCASIOの開発担当者から直接お話を伺えて、かつカシオの社員の方とお話ししながら詳しい説明を受ることができるのです。

プロトレックスマートとは!

そもそもPRO TREKとは、、、

持っていない方でも一度はその名前を聞いたことあるかと思いますが、「アウトドアウオッチ」の代表格です。登山や釣り、日常使いまで様々なアウトドアアクティビティに応じて多数のモデルがあり、高度、気圧、方位、温度などを計測する機能を備えているハイスペックデバイスなのです。

そんな多くのアウトドアマンに愛用されるPRO TREKに「スマートウオッチ」機能を付け加えたのが多彩なアプリ連携を可能にする、 GPS搭載スマートアウトドアウオッチ PRO TREK Smart」。GPSによる位置情報・ネットワーク通信機能・カラー液晶画面を備えたことによって、より幅広い使い方ができるようになりました。

プロトレックスマートって何ができるの?

プロテレックスマートの基本価値は下記の三つです。

  • 「腕に地図」
  • MIL-STD+5気圧防水
  • Wear OS by Google

プロテレックスマートの基本価値①腕に地図

「時計で地図が見れる」登山者が最もスマートウォッチの恩恵を受けるのがここだと思います。登山やその他アウトドアアクティビティでも行動中にいちいちスマートフォンや紙を取り出して地図を確認するのはとっても煩わしいですよね。

スマートウォッチがあれば、登山用GPSアプリの『YAMAP』と連携が可能でスマホや紙を取り出すことなくスムーズに地図の確認ができます。もちろん、グーグルマップも表示できるので街でも大活躍すること間違いなしです。

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プロテレックスマートの基本価値②MIL-STD+5気圧防水

MIL-STDとはMilitary Standardの略で、一般的にアメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格を総称した表現です。プロトレックスマートはこの規格に準拠した高い耐環境性能(温度、湿度、振動、衝撃)を持っています。

さらに5気圧防水であるので、日常生活用防水よりも更に防水性を強化しており、水に触れる機会の多い水仕事・水上スポーツなどをされる方におすすめです。但し、素潜りには使用できません。

プロテレックスマートの基本価値③Wear OS by Google

グーグルOSが搭載されているので、「オッケー、グーグル」でお馴染みのグーグルアシスタントを使って検索ができます。またメール、電話着信、SNSなどの各種通知を ウオッチフェイス上に表示したり、Googleが提供するアプリやサービスが利用可能なのです。

Google翻訳を使って腕時計で翻訳したり、音楽を聴いたりマップを見ることができます!

前モデル『WSD-F20』から『PRO TREK Smart WSD-F30』の4つの進化!

上記の3つの価値は前モデル『プロトレックスマート WSD-F20』で既に搭載されてました。じゃあ、1月に発売されるプロトレックの最新モデル『WSD-F30』では何が変わったのか。。

WSD-F20からPRO TREK Smart WSD-F30の進化①サイズダウン

アウトドアウォッチってデカくて女性や腕の細い人には似合わないイメージありますよね。自分の腕にフィットしないと不快ですし、僕自身も腕が細いので大きい時計をつけるとズレたりして手の甲が傷つくことがありました。

最新モデルの『WSD-F30』を実際にはめてみると

腕の細い僕でもフィットします。『WSD-F30』は全モデルの『WSD-F20』よりも一回り小さくなったのです。重さも9グラム軽くなった83グラム

WSD-F20からPRO TREK Smart WSD-F30の進化②ディスプレイ

スマートウォッチの懸念点といえば、電池ですね。このプロトレックスマートはモノクロとカラーの二層構造のディスプレイになっており、バッテリーの消費を抑えたい時には、カラーからモノクロにすることで抑えることができます。これは前モデルでもあった機能なのですが、

『WSD-F30』は、カラー有機ELを採用してより鮮明に見れるようになりました。さらに前モデルのモノクロモード(タイムピースモード)では時刻しか表示されていなかったのですが、最新モデルでは時刻に加えて気圧、高度、方位と表示される情報の量が増えました!

WSD-F20からPRO TREK Smart WSD-F30の進化③3つのモード選択

さらに、『WSD-F30』から利用シーンや目的に合わせて3つのモードが選べるようになりました。これでバッテリーの消費も自分で管理できます。

  • 通常使用:モノクロ表示、カラー表示、GPS、Bluetooth WiFi /1.5日
  • エクステンドモード:モノクロ表示、カラー表示、GPS/ 3日
  • マルチタイムピースモード:モノクロ表示 / 1ヶ月

WSD-F20からPRO TREK Smart WSD-F30の進化④クロスバンド

さらにオプションで、通常のバンドよりもやや長めの交換バンドを発売予定です。これにより、ウェアの上からでも装着しやすくなるのです!

イベント内では実際にWSD-F30を使った方の声も聞けます

アウトドアアンバサダーイベントでは、前モデルのF20と最新モデルのF30を比べるべく実際に登山した方がレビューを発表する場もありました。メーカーの方だけでなくユーザーの声を聞けるのも嬉しいですね。

登山者に嬉しいYAMAPも使えます

上でも述べましたが、プロトレックスマートでは登山アプリのヤマップも使えます。スマホのアプリと同じようにオフラインでもGPSで地図上に現在地が表示されます。

後半はYAMAP代表の春山さんのトークセッションもありました!YAMAPを起業するに当たっての想いや自然とデバイスを掛け合わせることによってより自然を楽しめることなど、熱い話を聞くことができました。

オフラインでもGPSを使ってデバイスを有効活用する発想はすごいし、それもご自身の経験からアイデアを生み出したとのことで本当に素晴らしい。やっぱり、経験から生まれたサービスやプロダクトが共感を得て多くの人に届くのだろうなと感じました。

『PRO TREK Smart WSD-F30』しょーまの所感

機能性に関しては抜群にいいと思う。地図を腕で確認できる機能は本当に使える機能だし、YAMAPなどのと登山アプリと連動すればオフライン状態の山でも使える。使用感については持ってないのでなんとも言えないが、是非これは実際のフィールドで試してみたい。

多機能すぎる

多機能でいろんな情報を入手できるのはいいことではあるけども、その分複雑すぎるところがある。登山などを週末に楽しむ人には必要のない機能がてんこ盛りすぎるので、スマートウォッチでももっと必要な機能だけに削ぎ落としたシンプルでUI/UXの高いものがあると欲しい。

見た目がごつい

まだ見た目がゴツすぎる点が気になる。アウトドアウォッチですと前面に主張するこのゴツさがすごく気になる。頑丈さを求めると必要なのかもしれないが、もっとシンプルになって欲しい。今のアウトドアファッションを見てもザ・アウトドアというものがよりも色味や形、機能を含めてもっとモード、ナチュラル、ミニマルなデザインになっている。

『PRO TREK Smart WSD-F30』の発表/体験イベントまとめ

最後に『PRO TREK Smart WSD-F30』の発表&体験イベントまとめます!

  • 発表前の製品に触れることができる。
  • 開発者の方のお話を聞ける。
  • カシオ社員の方と少人数で話せる。
  • YAMAP代表春山さんのお話を聞ける。
  • ご飯あり
  • 豪華なお土産もらえる

と良いこと尽くしのイベントでした。

ユーザーの方からの声を拾う機会を作り、その意見を拾ってちゃんと製品に盛り込んでいく姿勢や少人数での丁寧な説明&フォローアップなど本当に素晴らしいなと思いました。

まだまだ普及率の低いスマートウォッチですが、5年後10年後これからの登山シーンでは当たり前のデバイスになると思います。今回のイベントでその重要性を再確認したので、プロトレックを始めアウトドアスマートウオッチの動向もチェックしていきます。

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。