はじめまして、登山初心者・スノーボード大好きなみさとです。
突然ですがみなさん、BCってご存知ですか?
そうです、バックカントリーです。
バックカントリーは登山の要素とスキーやスノボーの要素を併せ持った雪山を最大限に楽しめる遊びなのです。
登山は今年始めたばかりですが、今回は私が登山を始めようと思ったきっかけであるバックカントリー(BC)の魅力をお伝えしたいと思います!
目次
バックカントリー(BC)とは?
バックカントリーを簡単に言うと、手つかずの自然の中をスキーやスノーボードで滑ることです。
スキー場など人工的につくられたリゾートではないコースを下ります。
徒歩あるいはリフトや車両、ヘリコプターを利用して雪山を登り、リゾートエリア外を滑るんです。なんだかワクワクしませんか?
スキーの人はスキー板を履いたまま登ることもでき、スノーボードはザックに板をとりつけてスノーシューを履いて登ります。
バックカントリーにはどうやっていけばいいか。
①ガイド付きツアーを利用する
バックカントリーは初めて!という人向けに、各地でバックカントリーツアーが多く開催されています。ガイド付きツアーならガイドさんが天候やコンディションを見て滑るエリアを選定してくれます。
また、バックカントリーに必須の装備のレンタルや、バックカントリーのイロハを聞くこともできちゃいます!バックカントリーは敷居が高いイメージがあると思いますが、ツアーという手段であれば冬山に登ったことがなくても体験することができますよ!
②個人で計画する
個人でバックカントリーに行くと、大自然のフィールドをより自由に滑ることができます。しかしルート探索に加えて、雪のコンディションや地形の見極めも自分で行う必要があつので、かなり難易度が高いです。ガイドツアーに参加したり、経験者に連れて行ってもらうなど、しっかりと経験を積んでからにしましょう。
2.バックカントリーの魅力
①雪景色の中登る楽しみ
バックカントリーは冬山登山です。周囲は一面真っ白な雪景で、まさに非日常の世界に浸ることができます。踏みしめる雪はふかふかでこれからこの雪の上を滑るんだと思うとワクワクドキドキ。重い板を背負って登る道中は大変ですが、特別なことをしているような感覚で登る楽しさも倍増です!
②下山の楽しみ
登山をする際に登りは山頂を目指す楽しみがあるけど、下山は苦手・・・。そう思ったことはありませんか?バックカントリーならメインはむしろ下山です!頑張って背負ってきた板を装着して大自然の中にGO!!
バックカントリーであれば、普段憂鬱な下山も楽しむことができるのです。広大で新雪の乗った雪山を滑り降りる疾走感は本当に感動的。『この為に頑張って登ったんだ、登ってよかった!!』と思わず叫びたくなるほど。
また時期や山域によって雪質が異なるので、多様な楽しみ方を体験することができます。
1~3月のパウダーシーズンならふっかふかの雪で、スノーボードなら波にのるような感覚を味わえます。
4月以降の春シーズンではクラストスノーと呼ばれ、板で進むことで表面の薄い氷が砕けパリパリとした心地よい音と感触が癖になります!
春シーズンは天候も安定してくるのでより広いフィールドを滑ることができます。
樹林帯を滑り抜けるのはある程度技術が必要ですが、どのラインを滑れば気持ち良く滑られるだろうか、と自分でイメージしながら滑るとスリル満点で、思い通り滑ることができたときの快感に病みつきになります!
3.バックカントリーの注意点
魅力たっぷりのバックカントリーですが、自然のなかを滑るということはある程度の滑るスキルが必要です。
まずはスキー場のどんなコースでも自由に滑れるようになることを目標にしましょう。スキー場内の非圧雪コース、バックカントリーでの滑りをイメージして練習することができます。年10回くらい行けばすぐ上達します(笑)興味を持ってくれた方はぜひ私と一緒に滑りに行きましょう!もちろん冬山登山に伴うリスクもありますが、初心者向けツアーに参加することから始め、知識や技術を習得していけば良いと思います。
4.バックカントリーの持ち物
①スノーシューや板をとりつけられるザック
②スノーシュー
③アバランチギア(ビーコン、プローブ、ショベル)
④ストック
⑤スキーまたはスノーボード
⑥冬用ウェア
⑦小物(必要に応じて):サングラス、ゴーグル、グローブ、帽子、ヘルメット
①~④はツアーでレンタルすることができます。⑤はパウダー専用のものを使ってみたい場合はレンタルできることもあります。
さぁ、バックカントリーで白銀の世界を疾走しよう。
いかがでしたでしょうか。
白銀の世界で絶景を目指して登り、手つかずの自然の中を滑り降りる。
想像しただけで、楽しそうですよね。
第一段落にして一番の障壁はスキーやスノーボードの技術です。けどこれさえクリアしてしまえば、ツアーを利用してバックカントリーの体験をすることは難しくないのです。
もう直ぐ冬が来てバックカントリーのシーズン到来。私はもう待ち遠しくて仕方ありません!笑
冬の遊びの選択肢の一つにバックカントリースキーを是非加えてください。
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