100人でカウントダウン!?東京都最高峰の雲取山で年越し登山

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こんにちは。

2016年も山で締めたACTIBASEのしょーまです。

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一年の最後のイベント、そして新年の一発目のイベント『年越し』

みなさん年越しをどのように過ごしましたか?

家でごろっと行く年くる年。渋谷でパーリナイ。

いろいろあると思います。

皆さんの中で全裸で年越ししたことあるよという方いますか?

大学生の頃の僕は、友達と「年越し銭湯」をしていました。

気の合う仲間とあったか風呂に浸かりながら、たまたまその場にいたおじいちゃん達やご家族と一緒にみんなでカウントダウン。

個人プレイが中心であるお風呂でこんなにも一体感が生まれるのはこの瞬間だけだと思います。

すごく楽しくて、今となれば忘れられない思い出です。

しかし、今の僕は一味違います。山に囚われてしまったのです。

年越しも山で過ごしたい。寒いのはわかっているけど山がいい!

今回はそんな僕の山年越し記事です。いきまーす!!

標高2017.1M。今年の年越しにピッタリな雲取山で年越し登山レポ

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ここが今回の雲取山登山のスタート地点です。

現在14時。今日は年越しなので遅めの出発です。

でもいくらなんでも遅すぎますね。登山中も全く登山者に会いませんでした。

やはり登山は山で泊まる場合でも早めに登って、テントや山小屋でゆっくりすることをお勧めします。

だって、歩いている途中に暗くなってしまうとなんか怖いし(ましてや今は冬なので日没が早い)、山頂からの景色が全く見えません。

ともあれ、雲取山荘での年越しは楽しみだ。気合い入れて進みます。

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登山道を歩きながらふと横を見ると、いました。雲取山名物?の鹿さんが。

小さいのが一匹と大きいのが一匹いて、どうやら親子っぽい!

こちらをめちゃめちゃ警戒しています。笑

登山中に動物に会えるのも楽しいんですよね!この山はどんな動物と会えるんだろうといつもワクワクドキドキ。動物には会いたいけどクマさんにあったら、ぶっ飛ばされますね。

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分岐まで来ました!

必死に疲れていないふりをしているひろまさです。

みなさん気になりますよね、なんでこいつはこんなに荷物が多いのかと。

そうなんです。なんと今回の登山はテント泊なんです。なのでテントや寝袋、スリーピングマット、防寒着、食事も入ってます。持ち物盛りだくさんなんです。

それにしても荷物多すぎですよね。笑

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ちなみに僕の装備はこんな感じ。

45Lのバックパックに寝袋、テント、スリーピングマット、防寒着、食事を入れています。

こうのようなバックが重い時の登山にはストックがあると助かります。

とか言ってたら、あっという間に夕方になっているではないか!

実はこの写真の右奥にも鹿さんが五匹ぐらいいるんです。

難易度高いですが探してみてください笑

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とか言ってたら、あっという間に夜になってもた!

お月様こんばんは。雲取山からは富士山が見えます。

雲取山は晴れている時にはここの道の景色がめちゃめちゃ良くて、って今回の場合は晴れとかどうこうじゃなくて夜なんです。暗いんです。是非明るい時に行ってください。

さてさて、見えてきました。

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ここが今夜の寝床です。奥多摩小屋のテント場

思ったより、人がいっぱいいる!みんな大晦日も山なんだな。

すでに多くの場所が埋まっていますが、寝床を探します。

そしてテントを張って、飯を食べて、年越しに備えて仮眠!!

の前にかんぱーいですよね。

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おやすみなさーーーーい。

Zzzzzzzzzzzzzz

Zzzz

Zz

ピピピピピ。。。。。。時は来ました。

現在の時刻は22時45分。ものすごく盛り上がる今回の年越し会場へと向かいます。

道のりは真っ暗な山道を1時間。前にも後ろにも人の気配はありません。

たまに森の中からガサゴソっと音が聞こえる。暗すぎて正体が見えない。

鹿だと自分に言い聞かせながら進むとついに雲取山荘に到着!

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すでにこんなに人が!再確認ですがここ山ですよ?

この会場?が広いので写真では少なく見えますが100人くらいはいるんじゃないでしょうか。

そして小屋の前では雲取山荘の方が日本酒を配っていました。

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下に降りるとすげーワチャワチャしてます。

年越しが近づき、盛り上がりもピーク!カウントダウンが始まります。

・・・3、2、1!!!!

ハッピーニューイヤーーーーー!!!!あけおめー!!

って知ってる人も知らない人も構わずみんなで乾杯。

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写真を撮ったり、新年の挨拶をしたり、新しい山仲間と出会ったりします。

思っていたよりも若い人が多いなといった印象でした。

楽しいときも束の間、0時半になると雲取山荘の人が解散を言い渡します。寝る人もいるのでもう終わりとね。

いやー最高に盛り上がりました。

みんな雲取山荘に吸い込まれていきますが、僕たちはテント泊。また真っ暗の中1時間の道のりを戻ります。

雲取山荘にもテント場はあるのですが、行きも帰りも同じ道を通るので通り道にある奥多摩小屋付近でテントを張り、必要ない荷物を置いて雲取山荘に来たんです。往復で約2時間も歩くから。

次に雲取山で年越しをするときはテント泊じゃなくて雲取山荘に泊まりたい

そして1時間歩いて、テント場に着くとテントが凍りついている。

ちなみに気温は氷点下。放置していたビールも水も液体系が全てシャーベットになっています。

寒さと戦いながらをテントを撤収してそのまま帰ります。

スーパーハードです。

これは一泊二日の登山なのか?もはや日帰り登山なのでは?

年越し登山で一月一日に朝から予定を入れると相当大変です。 

次回はもっとゆっくりしたい!と決意を固め雲取山を後にしました。

下山時には、初日の出を雲取山で見ようと登る多くの登山者に会えました。

そうなんです。初日の出僕たちは見ていない。

ただただ、雲取山荘の年越しを体験しに行ったんです。

雲取山の基本データ

雲取山基本データ

  • 名称:雲取山(くもとりやま)
  • 標高:2,017.1m
  • 場所:東京都西多摩郡奥多摩町、埼玉県秩父市、山梨県北都留郡丹波山村
  • コース:小袖乗越〜七ツ石小屋〜雲取奥多摩小屋〜雲取山荘〜雲取山山頂
  • コースタイム:約8時間30分
  • 駐車場:鴨沢バス亭前約12台,小袖乗越約60台(無料)

雲取山は東京都で一番高い山であり、日本百名山の一つであります。

そしてなんとこの雲取山は標高が2000m以上あるんです!東京なのに!

ただコースタイムがめちゃめちゃ長いのがネックですよね。。休憩無しで8時間半て、、

通常一泊二日で登山をします。その方がゆっくりできるし、雲取山での登山を堪能できると思います!

東京都最高峰!一泊二日の雲取山で年越し登山をしてみよう

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雲取山での年越しは一生の経験になりました!

雲取山荘に泊まれば凍えることなくもっと快適に年越しができます。

あ、年越しじゃなくても雲取山は初めてのテント泊などにも最適です。

是非一度山で年越しをしてみませんか?

以上、ACTIBASE編集長しょーまの雲取山年越し紹介でした。

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。