【クマ遭遇対策】日本で登山中に遭遇するクマは2種類!それぞれの特徴や行動形態を知ろう

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こんにちわ。ACTIBASEのです。

登山していると鹿やカモシカ、サルなどさまざまな動物に出会いますが、人間にとって最大の野生動物はクマです。

日本に生息するクマは2種類で、ヒグマとツキノワグマなんです。

それぞれ性格は異なっていて、

ヒグマは狂暴

ツキノワグマはおとなしい

んです。

ほとんどの確率でクマと遭遇することは少ないですが、それは奇跡だと思って、

事前にクマに対する知識・対策を学びましょう!

クマの特徴

ヒグマの特徴

ヒグマは主に北海道の森林に生息します。

サイズは、オスの成獣で体長2.5m~3.0mで、体重は250kg~500kg程度です。

毛の色は緋色(濃く明るい赤色)です。

ヒグマはホッキョクグマと同様に最大で凶暴です。

足がめちゃめちゃ速くて、時速50kmの速さで走ることもあります。

冬は冬眠しますが、冬眠していないヒグマもいて、

お腹を空かしているのでめちゃめちゃ危険です。

ヒグマの食性

雑食性です。

鹿やイノシシなどの肉だけでなくサケなどの魚類や果実なども食べます。

そして、ヒグマは人を食べる場合もあります。

1度でも人を食べたヒグマは再度人を食べる傾向にあり非常に危険です。

(クマも“人間は食べれる”と理解するんでしょうね….

また、ヒグマは自分が獲得したモノに対して強い執着心を持ちます。

そのため、奪われたモノを取り返す行為は絶対にやめましょう!

ツキノワグマの特徴

ツキノワグマは主に本州の森林に生息しています。

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サイズは、オスの成獣で体長1.2m~1.8mで体重は50kg~120kgです。

毛の色は基本的に黒いですが、たまに赤褐色のツキノワグマもいます。

ツキノワグマの由来は、胸に三日月やアルファベット「V」の白い斑紋があることからきています。(無いやつもいます)

また、ツキノワグマは夜行性ですが、果実のなる時期や冬眠前は昼間も行動します。

ツキノワグマは臆病でおとなしいんです。

ツキノワグマの食性

雑食性です。

果実や小型の脊椎動物、昆虫、無脊椎動物、動物の死骸など食べます。

「ツキノワグマは人間を襲って食べることはありません」と今まで言われてきましたが

昨今肉食傾向のあるやつもいます。(2016年に起きた秋田人食いクマ)

クマと遭遇したときの対策法

クマと遭遇した時の対策法①クマ対策グッズの携行

これは武器に当たるほど強力なもので経済産業大臣の許可を得た輸入品です!

クマの出現が多い場所へ行く場合には、このクマよけスプレーを持つことをおすすめします!

これは消音機能のあるクマ鈴です!

山小屋泊まったりするとかテント泊するとか、周りに人がいるのに鈴がいつまでもなり続いている状態だと非常に迷惑じゃないですか。

なので、周りに迷惑をかけないためにも消音機能のあるクマ鈴を購入しましょう!

クマ鈴を持っているからといってクマが来ないわけではありません。クマ鈴を過信するのはやめましょう。
(秋田県人食いクマ事件ではクマ鈴を持っていたとの情報有)

 ※クマ鈴はクマに遭遇しないための対策方法ですが、グッズ携行紹介に兼ねて説明します。

クマと遭遇した時の対策法②背中を向けるな。走るな。

クマは逃げるものを追う習性があります。

そのため、もしクマと遭遇しても絶対に逃げないでください。

クマから目を話さず、ゆっくりとその場を離れていきましょう。

クマと遭遇した時の対策法③急な動きをするな

急に大声を出したり、急に走り出したりなど

人間が急な動きをするとクマが驚いて襲ってきたりします。

もし、クマと遭遇しても落ち着いて行動しましょう。

「クマは山に住んでいる、登山中に出会う」と思えば、出現してもパニックにはならないかと思います。

クマと遭遇した時の対策法④死んだふりをするな

諸説では死んだふりをすれば大丈夫と書かれていますが

クマは死んだ動物も食べます。

つまり、死んだふりをしていたらそのまま食べられる可能性があります。

死んだふりをするのではなく、クマの目を離さずにゆっくりとその場から離れるようにしましょう。

もし、食べられずにすんでもクマが隣にいるだけでも恐怖だし、舐められるのも嫌ですよね。

クマに遭遇しないための対策法

クマと遭遇しないための対策法①なるべく1人行動はするな

クマが人を襲う共通点は人間が一人の時によく襲われているケースが多いです。

特にツキノワグマは臆病なので、人っ気の少ない場所を好みます。

ソロ登山もいいですが、グループ登山をおすすめします。

ツキノワグマは臆病でおとなしい性格だから、人を食べないといわれてきましたが

昨今秋田県での人食い事件にあったようにツキノワグマにも肉食傾向の個体はいます。

クマと遭遇しないための対策法②残飯を山に捨てるな

クマは雑食です。

そして、クマは視覚は弱いが、嗅覚は非常に優れています。

もし、誰かが登山道中に食べ物のゴミを捨てようものならクマは食べ物の臭いにつられてやってきてしまう可能性があります。

絶対に登山道中にゴミを捨てるのはやめましょう!

もちろん、登山道中だけでなくどの場所もゴミをポイ捨てするのはダメです。

登山中クマはいるものだと思って行動しよう!

日本に生息するクマは2種類で主に北海道に生息するヒグマ(緋色)と主に本州に生息するツキノワグマ(黒色)です。

それぞれのクマの特徴は、

    • ヒグマは日本の陸の世界で最大で凶暴
    • ツキノワグマは臆病でおとなしい

しかし、昨今秋田県のツキノワグマも人を襲って食べた事件があったように

クマは人を襲うものだと思って慎重で正しい行動をしてください。

そのため、クマに遭遇した時の対策方法や遭遇しないための行動をしっかり学び実践しましょう!

クマに遭遇した時の対策方法

  1. クマ撃退グッズの携行
  2. 背中を向けるな。走るな。
  3. 急な動きをするな。
  4. 死んだふりをするな

 

クマに遭遇しないための対策方法

  1. なるべく1人で行動するな
  2. ゴミを捨てるな

そして、最後に、クマ鈴を持っていても過信はするな。

クマは単純に音に敏感で人間に近づこうとは本来考えていませんが、お腹を空かしたときや子熊を連れているときのクマは凶暴になります。

クマ鈴はあくまでも、音を出すためのツールであるだけです。

登山者は必ず「クマに遭遇した時の対策知識、クマに遭遇しないための対策知識」を保有しましょう!

そして、登山時に昼飯や行動食などを食べると思いますが、絶対にポイ捨てはやめましょう!

山の環境問題だけでなく、クマの出現にも影響します!

登山者一人ひとりの行動がクマとの遭遇を広げてしまう可能性がありますので絶対にポイ捨てはやめましょう!

 

 

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ACTIBASE編集長。ソウル出身埼玉育ち。2015年成蹊大学卒業。高校の修学旅行でオーストラリアに行ってから海外にはまり、旅行が好きになる。バックパッカーとして東南アジア・アジア周遊したりヒッチハイクや都道府県全制覇など常にネタを作るために生きてる。2015年製造業に就職。社会人になってから登山を本格的に始め、はまり、ACTIBASEを設立。




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ACTIBASE編集長。ソウル出身埼玉育ち。2015年成蹊大学卒業。高校の修学旅行でオーストラリアに行ってから海外にはまり、旅行が好きになる。バックパッカーとして東南アジア・アジア周遊したりヒッチハイクや都道府県全制覇など常にネタを作るために生きてる。2015年製造業に就職。社会人になってから登山を本格的に始め、はまり、ACTIBASEを設立。