残雪期に北アルプスへ!!5月の乗鞍岳で日帰り雪山登山

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こんにちは、しょーま(@shoma_act)です。

今回はACTIBASE登山コミュニティの登山仲間と北アルプス乗鞍岳へ平日登山に行ってきました。

乗鞍岳の標高は最高峰の剣ヶ峰3026m。バスで標高2,702 mの畳平まで上がることができるので往復4時間位のコースタイムと比較的簡単に登れる3000m峰と言われております。また北アルプスや南アルプス、八ヶ岳を見渡せる素晴らしい眺望とゴツゴツとした岩や咲き乱れる花々も美しく、夏は多くの登山者が訪れます。

さて、今回僕たちが行ったのは残雪が豊富に残る5月の乗鞍岳。アイゼン必須ですし、まだまだ寒い!でもようやく暖かくなってきたのでアルプスも進出していきたい。5月の乗鞍岳どうなんだよという方も多い筈。というわけで残雪期の乗鞍岳登山レポートです。

▲乗鞍岳

  • 日本百名山
  • 日本で19番目に高い山
  • 乗鞍岳春山バス利用で2,350mへ(5月)
  • 5月はアイゼンが必要

登山日:2018年5月22日

 乗鞍岳について
名称:乗鞍岳(のりくらだけ)
標高:3,026m位
場所:長野県松本市岐阜県高山市
駐車場:乗鞍高原観光センター(約200台/無料)
アクセス:長野自動車道松本インターより約1時間
コース:位ヶ原山荘→剣ヶ峰(山頂)→位ヶ原山荘
コースタイム:往復5時間

残雪期(5月)の北アルプス乗鞍岳に行ってきた。

5月の乗鞍岳登山はここ位ヶ原山荘(標高2350m)から始まります。ここまでどうやって来るかというと、乗鞍観光センターに車を停め、乗鞍岳春山バス(往復2,500円)を利用します。夏にもっと上の畳平(標高2702m)まで行くバスも乗鞍観光センターからバスが出てますよー。

今回のメンバーはこちらの4人。いつものごとく初めましての人もいるけどこのメンバーで残雪期の北アルプスを攻めます。果たしてどんな旅になるのか。満を持して出発です!

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位ヶ原山荘から道路を登っていくと、トレースのついた箇所があり先人もいたそこから入山。ですが見ての通り雪に覆われているのでアイゼンを装着します。

登り始めたのが少し手前だった為、軌道修正する必要があり、こんな斜面をトラバースしました。すべらないように気をつけて〜〜〜。

ひたすら雪の上を歩いていくので、メンズ3人は10本爪以上のアイゼンを装着しており、レディースは6本爪の軽アイゼン使用しています。ストックもあったほうが歩きやすいです。

これからこんな斜面を上まで登っていきます。バックカントリーの人が多くて、みんなスキー板とストックを装着という感じ。5月の白馬岳に比べれば楽勝です。

ザクザク登っていくとあっという間に肩の小屋に到着。ここから山頂までは1時間もかからない!夏道も利用しながら山頂に向けて進んでいきます。

下を振り返ると雪のあるところとないところがまだらになっています。クネクネとしているのが道路で真ん中あたりで除雪の作業をしているのがわかりますね。夏の開通に向けて奮闘中。

山頂の直下で小休止。左上に見えているのが山頂です。

お菓子を食べて気合いを入れ直しラストスパートに挑戦します。

ふと顔を上げると、奥穂や槍ヶ岳など北アルプスの名山達が目の前に!眺望いいなー。ゆるっと登山でこの景色見れるなら登山してない人でもそりゃ来るわ。夏には畳平までバスつながるしお花畑も綺麗だし観光客も多いのだね。

そしてついに山頂に到着!みんなで記念撮影です。いやー素晴らしい天気に素晴らしい仲間と山頂までこれてよかったー。みんなも楽しそう。人も少ないので山頂でお昼ご飯を食べて下山します。

5月の乗鞍岳で残雪期の北アルプスを楽しんだ

やっぱり、バスで高所まで行けることもあってゆるっと3,000mの山を体験できる乗鞍岳は貴重な存在。コースタイムが比較的短いので5月という残雪期でも雪山の経験がある人なら全然これる。

登りやすくて眺望も良いので、雪山のステップアップにオススメです。

ただ天候の変化には注意が必要ですね。天気が急変して気温が一気に下がったり、強風が吹いたりなどもありえますので、天気の確認と防寒対策は怠らずに、楽しい登山を。

登山に一緒に行く人が周りにいない、雪山に行ってみたいけど怖いという方はACTIBASE登山グループを是非ご利用ください。同年代の登山仲間がきっと見つかりますよ!

—ACTIBASEの登山グループで登山仲間を見つけよう—

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。