キャンプ好きが集う目黒の楽園『キャンパーズパラダイス東京』オーナー小松さんを突撃取材!

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こんにちは、アウトドアマンのしょーま(@shoma_act)です。

アウトドアマン100人インタビュー企画第1弾は、目黒にあるキャンプをコンセプトとした『CAMPERS PARADISE TOKYO 目黒店 (キャンパーズパラダイストーキョー)』のオーナー小松優介さんを取材してきました!

小松さんの経緯〜『CAMPERS PARADISE TOKYO 目黒店』をオープンするまで〜

ーーーキャンパーズパラダイストーキョーを作ったきっかけを教えてください。

社会人3年目くらいの時ですかね。会社に後輩ができて週末にキャンプに連れて行って、みんなリフレッシュして元気になるのを見るのが良くて、キャンプの良さを広める活動をしたいなと思ったんです。キャンプ用品店だとお客さんとの距離が遠いので、お酒呑みながら話せる環境がいい。そこから飲食店を開こうと決めました。

ーーーなるほど、すごい決断力ですね!

もともと自分で事業をしたかったので、学生の頃からお金を貯めていたんです。学生の頃は自分がどんな事業をするかはまだ明確にありませんでしたが、ひとまず商業施設の屋上や公園などでBBQ事業を展開する『デジキュー』でオープニングスタッフとして働いてました。

ーーーそして、卒業後は就職されたんですね。

自分で事業をやりたい、何かやりたいというときに「会社を創る」という目標があったので、お金を貯めるためにも大学卒業後は自分が入れるところで一番給料のいい会社に入って3年間サラリーマンをしていました。「会社にはここで骨埋めます」っていってましたけど、もともと5年で辞めることは決めていたんです(笑)。学びの為に会社に入って色んな部署と関わるようにして、3年間でお金の準備と学びができたと思ったので辞めました。

ーーーなるほどかなり計画的。お店のコンセプトでもあるキャンプはいつからされているんですか?

20歳くらいの時にアルバイトでお金がどんと入ってきたんですけど趣味がなくて。たまたまスノーピークのお店に行ったら、テントが型落ちで半額になっていたのでそれを買ったのがキッカケですね。

ーーーいきなりテントを!

テント買ったら行くだろうと思って(笑)。そこから色々キャンプ道具を集めるようになって、「いろんな人にキャンプの良さを紹介したい」というのもあったので自分が中心となって周りの人に声かけたり、知らない人たちも呼んでキャンプしてましたね。

ーーー確かに買ってしまったら行くしかない。みんなで楽しむキャンプスタイルなんですね。

はい。一度ソロキャンプにも行ってみたのですが、結局他のキャンパーさんと話したり、隣のテントの方と朝ごはん一緒に食べてたりしてました。(笑)

ーーーコミュ力が高すぎる。。。小松さんの考えるキャンプの良さは?

都会から離れるので元気になるしリフレッシュできるんです。ずっと頭で考えてしまう性格なので、心配性というかせっかちというか、キャンプしていると自然とそれを考えなくていいことですかね。

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あとは、キャンプに行くと人との仲が深まることですね。例えば、仲良いメンバーとかカップルでもキャンプで火を囲んでお酒を飲むときは街とはまた違った側面をみれたりするのが面白いですね。

フィールドでの経験を生かした自慢のキャンプ料理

小松さんオススメの燻製盛り合わせ

ーーーキャンプでいつもしていることはありますか?

毎回キャンプに行くと「一品は作った事のない料理を作ろう」って思ってます。あとキャンプ場に行く途中には必ずその近くの道の駅に立ち寄っていて、すごく大きいかぼちゃだったりそこにしかない野菜を買ったりして料理をするんです。

ーーー外での料理にもかなり力を入れているんですね。お店のご飯もそこからきているのですか?

そうですね。ウチの一押しは燻製ステーキなのですが、燻製は僕がキャンプで色々燻製にしていく中でこれは美味しいと思ったものを出してます。レパートリーはかなり持っているので、ここで食べてみてキャンプ場で真似してもらえたら嬉しいですね。

ステーキのお肉も独自のルートで仕入れた良いお肉を使っているのでイチオシです!

栗ご飯とか、サツマイモご飯とかパエリアとかお米のメニューも季節などに合わせて変えています。レギュラーメニューは少なくして、日々のメニューを大切にしています。

ゆくゆくは、行政であったり地方のキャンプ場と提携してその地域の野菜とか国産品をお店のメニューに入れてそのキャンプ場を紹介したり、そこの地酒を置きたいと思ってます。

ーーー実際にキャンプで作っていたものがメニューになっているなんて、お客さんもキャンプを疑似体験できますね。

はい、料理はスキレットとかシェラカップで提供するなどして、少しでもキャンプ気分を味わえるようにしています。このお店を通じてキャンプに興味を持ってもらって、キャンプを好きになって帰ってもらいたい。

そして実際にキャンプにいって、こんなキャンプしたんだよってその話をしにまたお店に来てもらって、こんなキャンプ好きの友達もいるんだよって連れて来てもらう。そんな形でお客さんが来てくれると嬉しいです。

『CAMPERS PARADISE TOKYO 目黒店』オーナー小松さんのオススメキャンプ場&キャンプ道具

ーーーオススメのキャンプ場を教えてください。

山梨県の浩庵キャンプ場と茨城県の大洗サンビーチキャンプ場ですね。浩庵キャンプ場は山梨県の本栖湖の湖畔にあって富士山が見えます。大洗のサンビーチキャンプ場もすぐ海に行けるのでオススメです。年末年始もやっているので初日の出キャンプもしました。キャンプ場選びは体と心のリセットという意味で景色を大事にしています。

ーーー海の近いキャンプ場良さそうですね。オススメのキャンプギアはありますか?

お店でも使ってるベアボーンズのランタンです。USB式で携帯とかも充電できるんです。今は携帯の電源が切れたりすとそれがストレスになったりする人もいるので重宝してます。

キャンプ用品は長く使えるものが多いので、いつか僕が結婚して子供ができたときに僕のキャンプギアを子供に託すのが夢なので長く使えるものを選ぶようにしています。

”好き”を仕事にするということ

ーーーおそらくこの記事を読む読者は「これからアウトドアで生きていきたい!」という方も多くいらっしゃると思います。その辺のこともお伺いしたいのですが、好きな事を仕事にしてみていかがですか?

よくネットとかに「好きなことは仕事にしないほうがいい」とか書いてありますけど、僕はあんまりストレスなくやってますね。むしろキャンプがもっと好きになって大変なことも楽しみながらやってますね。

ーーーそうなんですね。好きなことを仕事にする最大の魅力ってなんでしょう?

愚痴があんまりでない事ですね。誰でも会社の愚痴はあると思うんですけど、僕自身それを言いたくなかったし、聞きたくもなかったです。好きなことを仕事にしていると嫌なことあっても愚痴にならないし、マイナスな会話が少なくなりますね。

ーーー確かに全部好きでやっているんですもんね。これからアウトドアで生きたい人にアドバイスなどはありますか?

いきなり好きなことだけで生活するとなると金銭的にも精神的にも苦しくなって、好きなことでも嫌いになってしまうと思うので、まずは副業から始めるのをオススメします。

好きなことを仕事にするにも色んな方法があって、探していないだけで探そうと思えば絶対にあるはずです。僕自身も好奇心から色んな人にあっていたら、そこから仕事に繋がったりして生活ができたのでまずは小さいことでも初めて見ることですね。

ーーー今後の展望などありますか?

仕事も遊びも好きなのでアウトドア関係でずっと動いていたいですね。今後は、このお店企画のキャンプイベントもしていきたいなと思っています。一緒に働いている人の夢とかも大切にしたくて、サーフィンが好きな人はサーフィンのお店を開いたりとか、仲間の夢も一緒に叶えていきたいですね。

キャンプの輪が広がるキャンパー達の楽園キャンパーズパラダイストーキョー

「土日寝るだけの人が多いなぁと感じていて。僕はキャンプが趣味だったので自分の好きなことを伝えて趣味がなかった人がキャンプを好きになってくれたり、その先に自分の楽しみを見つけてほしいんですよね。」そんな他人想いな小松さんのキャンプ愛溢れたキャンパーズパラダイストーキョー。

室内の雰囲気もとっても可愛くて、キャンプ飯をベースにした料理も美味しくて、スタッフの方々も温かく迎えてくれます。日頃忙しくてキャンプに行けない人でもここに来ればキャンプ気分を味わえる。そんなキャンプ好きの楽園のような場所。

キャンプが好きな方もこれからキャンプをしてみたいという方も是非一度キャンパーズパラダイストーキョーを訪れてみてはいかがでしょうか。

CAMPERS PARADISE TOKYO 目黒店 (キャンパーズパラダイストーキョー)
「厳選お肉と新鮮野菜を使ったキャンプ料理のお店」
営業時間:17:00〜23:00
定休日:日曜定休(月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜が定休日)
住所:東京都目黒区下目黒1−5−20 1-5-20,shimomeguro,meguro,tokyo
電話番号:03-6421-7244
メール:webmaster.cptokyo@gmail.com
予約:https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13225425/
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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。