こんにちは、アウトドアマンのしょーま(@shoma_act)です。
今回はACTIBASEの若者登山グループのメンバーとともに福井県にある日本百名山の荒島岳で日帰り登山をしてきました!
荒島岳は福井県内で唯一、日本百名山に選ばれた山。古くから信仰の山として崇められており大野富士と呼ばれる独立峰です。山頂からは白山や北アルプス連峰の山々を望むことができ、新緑や紅葉の時期には多くの登山者が訪れます。
5月初旬、ゴールデンウイークの荒島岳には少しだけ残雪があります。軽アイゼンなどを使うほどでもないですが雪解けで足元はグチャグチャになります。笑
ズボズボと足が埋まる雪に急登そして長い道のり。でもその先に待っていた絶景は格別。雪化粧した北アルプスや浅間山、白山などが息を呑むような絶景が見えるのは冬登山の醍醐味。
そんな荒島岳の日帰り登山レポートです!
名称:荒島岳(あらしまだけ)
標高:1,523m
場所:福井県大野市
駐車場:勝原登山口駐車場(約30台/無料)
コース:勝原登山口ー荒島岳(ピストン)
コースタイム:約6時間(登り3時間20分、下り2時間半)
登山日:2019年5月3日
目次
急登の連続!?日本百名山の荒島岳登山スタート!
今日はこの5人で出発!天気にも恵まれて素晴らしい登山日和。
荒島岳の登山道は大きく4つありますが、今回はその中でも一番メジャーな勝原コースで登山します。カドハラスキー場跡の駐車場は約40台位駐車可能です。駐車場にはトイレもありますよん。
ではでは早速登山スタートです。
登山開始と同時に荒島岳の核心部。みんな笑っているけどマジでこの坂がエグいぐらい角度が急で長いし辛い。おにぎりを転がしたらどこまででも転がっていくような坂だ。スケボーとかしたら死ねる。このコンクリート坂が最初の鬼門でここで脱落する人もいるとかいないとか。
辛いけど一歩一歩、歩いていくとコンクリ坂はクリアできる。でもコンクリ坂が終わってもまだ土の急登があるんだ。この最初の急登地獄はマジでこたえる。
スキー場を登ること1時間弱でようやく荒島岳の登山口に到着!登山口へのアクセスがエグすぎる。登山口の手前にはかつて使われていたリフトの残骸がありました。一休みして気合いを入れ直して出発!
尾根ぞいの険しい登山道を進んでいくとみごとな樹形のブナの原生林が現れる。緑が活き活きとした新緑の季節もいいし、赤やオレンジに染まる紅葉の季節も良いだろう。
標高820m付近には「トトロの木」と呼ばれる大きなこぶを持つブナ大木がありました。2018年9月に発生した台風の影響で倒れてしまったそうです。木を根こそぎはっ倒すってどんだけ台風凄まじかったんだ!!
ここから少し先には「白山ベンチ」という白山と別山が見えるベンチがあります。眺望のない樹林帯の中にあるおやすみスポットです。
そのあと森の中を進んでいくとだんだんと階段が増えてきます。そして気づいたら階段地獄。急な斜面を階段を使って登っていきます。
連続階段祭りを終え傾斜が緩くなるとシャクナゲ平という少し開けた広場にでます。中出コースとの合流地点でもあり白山と別山が見えるので休憩にぴったり!
シャクナゲ平から少し下り、また登っていくと岩場が多くなる。「モチガ壁」と呼ばれる滑りやすい急登があります。足場の悪いクサリやハシゴの連続です。いつもなら鎖場たのしーってなるけど雪解け水でぐちゃぐちゃで萎え。笑
グチャグチャになるし滑りやすいので登山靴やトレランシューズで臨みましょうね!
前荒島岳をこえると傾斜が緩くなって、笹原に出ると見晴らしも良くなります。両サイドを笹に囲まれた尾根を歩いていく。この辺から残雪が少しりますが雪の上を歩くのは2-3箇所でした!
女子メンバーでパシャり!足元には雪があるからはしゃいで滑らないように!ここまでくれば山頂はもうすぐそこ!
そしてついに山頂に到着。棒と一緒にみんなでパシャり。コースタイムよりは早く来れましたが急登なので想像していたより長かった、という印象!でもでも山頂は360度の絶景で北アルプスや白山をはじめ下界の街まではっきりと見えました!
荒島岳は急登の先に素晴らしいご褒美が待っている
荒島岳は急登祭りだったー!でも標高そんなに高くないのに山頂は北アルプスや白山を望める360度の展望があるし、天気もメンバーも最高だったので素晴らしい登山となりました。
新緑や紅葉のシーズンのブナの森は絶対良いし、ブナ林が樹氷に覆われる雪のシーズンの登山も人気です。春夏秋冬、様々な景色を楽しめる荒島岳、是非登ってみてください。
登山に一緒に行く人が周りにいない、登山に行ってみたいけど不安という方はACTIBASE登山グループを是非ご利用ください。同年代の登山仲間がきっと見つかりますよ!
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しょーま
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