【登山汗冷え対策】ゴアテックスの下にウール素材を着るべき理由と残念な着こなし方3選

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こんにちは!アウトドア用品店で働くひろまさです!

早速ですが、みなさん「ゴアテックス」という言葉聞いたことありますか?

そうですよね。ゴアテックスという言葉、もう知らない人はいないかと思います。

ただ、「ゴアテックス=すごい素材」としか思っていない方がほとんどなのではないでしょうか。

私もつい最近まではそう思っていました。笑

が、しかし!このすごい素材のゴアテックスをよりうまく活用すると登山時への汗冷え対策に繋がるんですよ!

汗冷え対策にはゴアテックスの下にウール素材を着るべきなんです!

簡単なので、覚えておくとお得ですよ!

ゴアテックスの特徴の詳細については、公式HPに記載されているので、簡潔に説明します。

そもそもゴアテックスってどんな特徴があるの?

出典:GORE-TEX

簡単に説明します。

ゴアテックスがなぜすごい素材と言われているのか。

それは、「防水性」や「透湿性」、「防風性」に優れているからなんです。

つまり、液体が内部に侵入することを防ぎ、身体から発生した汗による水蒸気を外に逃がし風をも防ぐ快適な衣服内環境を維持することができるんです!

登山中、汗は必ずかきます。

汗をかかないと思っている人、案外汗はかいているんです。

ちなみに、ゴアテックスには行うスポーツによって種類があるんです。大きく分けて3つの種類(プロダクトクラス)があります。

ゴアテックスの種類参考① GORE-TEXプロダクト

ゴアテックスプロダクト

出典:公式HP

トレッキング登山やスノースポーツなどのさまざま活動に向けて作られています。

ゴアテックスの種類参考② GORE-TEX PRO プロダクト

ゴアテックスPROプロダクト

出典:公式HP

高所やマウンテニアリング向けに耐久性を重視して作られています。

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ゴアテックスの種類参考③ GORE-TEX ACTIVE プロダクト

ゴアテックスACTIVEプロダクト

出典:公式HP

ハイエアロビックな活動のための透湿性を重視して作られています。

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防水と撥水の違い
防水:生地裏側まで水を通さない機能。
撥水:水を弾く機能。
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登山時には「ゴアテックス」と「ウール素材」を兼ねて着るのがおすすめ

gorewool

ゴアテックスとウール素材(メリノウール)がなぜ相性がいいのか。その説明をします。

まず、メリノウール素材の特徴を説明します。

簡単に言うと、メリノウールは液体を気体に変える効果があるんです。

「!?!?!?」 って感じですよね。

覚えていますか?

先ほど説明したゴアテックスの特徴には「防水性」、「透湿性」、「防風性」が優れていると言いました。

透湿性:汗による水蒸気を外に逃がす。

なぜ、ゴアテックスとウール素材の組み合わせは最高なのか?

メリノウール素材の服を着た上に、ゴアテックスの素材が入ったレインウェアを着用するとします。

人間は動くと汗をかきます。汗は液体です。

メリノウール素材は液体を気体に変えてくれるのです。

そして、気体に変わった汗は水蒸気となり、ゴアテックス素材のおかげで、外部に逃がしてくれるんです。

そう、この着こなし方こそが汗冷えが起こりくい方法なんです!

つまり登山時には、ゴアテックスとメリノウールの組み合わせはめちゃめちゃ最高なんです!!

しかも、メリノウールって登山に超優れてるんですよ。

メリノウールの特徴

  • 優れた保湿効果で汗冷えしにくい。
  • 湿気を吸収し放湿するので蒸れにくい。(調湿効果)
  • 冬は暖かく夏は涼しい。(エアコン効果)
  • 素材自体にUV効果がある。
  • 防臭効果がありニオイにくい。

登山時に汗冷えが起こりやすいダメな着こなし方①(ゴアテックス×裸)

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裸でゴアテックスを身に着ける人はあまりいないとは思いますが、意味としてはゴアテックスを直接肌につけてはいけないということです。

タンクトップの上にゴアテックス製品。半袖の上にゴアテックス製品。はあまりオススメしません。

汗は液体です。ゴアテックスは液体を外に逃がしません。

いつまでも濡れている状態です。

ってか、着ててなんか違和感あって気持ち悪いですよね(笑)

汗冷えが起きやすくなるので注意しましょう。

登山時に汗冷えが起こりやすいダメな着こなし方②(ゴアテックス×ヒートテック)

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登山時にヒートテックを着る方、冬に結構やってしまう方多いのではないでしょうか。

「寒いーーー、冬だしどうせそんな汗かかないっしょ!」って思っている方、非常に危ないです!

たしかに、登山をする前は寒いので身体を温めておく必要はありますが、運動中のヒートテック(綿素材)はよろしくありません。

登山中は運動をしているので常に汗をかいている状態です。

綿素材は汗は吸っても乾きが遅いため、いつまでも濡れた感じが継続します。

そのため、ゴアテックスの透湿性の機能は発揮できないのです。

汗冷えが起きやすくなるので注意しましょう。

登山時に汗冷えが起こりやすいダメな着こなし方③(透湿性がない製品の着用)

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次はゴアテックス素材以外のお話をします。

ゴアテックス以外にも、もちろん透湿性のある製品はありますのでそちらを利用しても全然OKです。

しかし、登山中は透湿性のない製品を着るのは絶対にやめましょう。

100均で販売しているような透湿性のないレインコート(アウター)を着て登山を行うと、汗を外に逃がさないので蒸れた感じになります。

非常に気持ち悪い感じになるんです。

汗冷えが起きやすくなるので注意しましょう。

登山時での汗冷え対策のまとめ

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汗冷え対策におすすめの着方

ゴアテックス×ウール素材(メリノウール)

汗冷えが起こりやすい残念な着方

・ゴアテックス×裸

・ゴアテックス×ヒートテック

・透湿性のないレインウェアの着用

ゴアテックス素材の登山靴をお使いの方は靴下もウール素材の使用をおススメします

生きていくうえで常に体調管理は必須です。汗冷えが起こらないように、楽しく登山していきましょう。

以上、登山時での汗冷え対策のご紹介でした。

 

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ACTIBASE編集長。ソウル出身埼玉育ち。2015年成蹊大学卒業。高校の修学旅行でオーストラリアに行ってから海外にはまり、旅行が好きになる。バックパッカーとして東南アジア・アジア周遊したりヒッチハイクや都道府県全制覇など常にネタを作るために生きてる。2015年製造業に就職。社会人になってから登山を本格的に始め、はまり、ACTIBASEを設立。




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ACTIBASE編集長。ソウル出身埼玉育ち。2015年成蹊大学卒業。高校の修学旅行でオーストラリアに行ってから海外にはまり、旅行が好きになる。バックパッカーとして東南アジア・アジア周遊したりヒッチハイクや都道府県全制覇など常にネタを作るために生きてる。2015年製造業に就職。社会人になってから登山を本格的に始め、はまり、ACTIBASEを設立。