毎週山やキャンプなどで自然の中に泊まりまくっているしょーま(@shoma_act)です。
テント泊が楽しくて仕方ない。。
山やキャンプなどのアウトドアに興味を持ったら誰もが一度は
「テントに泊まってみたい!!」って思いますよね。
自分で好きな場所に好きなテントを張り、くつろいで自分だけの隠れ家に!ロマンですね。
でもテントに泊まってみたいけど、テントってどれ買えばいいの?
選び方がわからない!!って方たくさんいるんじゃないでしょうか?
今回は、様々な種類のあるテントの選び方をご紹介します!
目次
どんな種類のテントがあるの?
まずはどんな種類のテントがあるのか知っておきましょう。
テントの種類①ドーム型テント
一番定番といえるテントの形です。丸いドームの形。
基本的に2本以上のポールをクロスさせて設営する形です。
比較的設営がしやすく、慣れれば5〜10分ほどで完成させることができます。
大きなテントに比べて安く手に入るので、
初心者はまずドーム型を買うべきです。
テントの種類②ロッジ型テント
組み立てるとその名の通りロッジのようなテントです。家みたいな。
広くて快適なスペースを確保できるものが多い。
これを使っているキャンパーは少ないと思うので目立ちます!
しかしポールが多く、撤収に時間がかかるし重いのがデメリット。
初心者キャンパーには正直向かないかもしれません。
テントの種類③ツールームテント
寝室とリビングを備えた巨大なテント。
ドーム型の設営しやすい形に広さを加えた画期的なデザインになっています。
広々としたリビングスペースが確保できる家族キャンパーはこれがほしい!
テントの種類④ワンポールテント
別名モノポールテント。
インディアンを彷彿させる三角錐の形のお洒落なテントです。
真ん中に縦にポールを立てるだけでできるので、設営がとても簡単!
内部は中央になるにつれて天井が高くなっています。
テントの種類⑤ワンタッチテント
これはポールを周りから入れて設営するテントではありません。
中央の部分を上に引っ張るだけで設営できる超楽ちんテントで、
テント組み立てる時間を短縮したい方にオススメです。
テントの種類⑥登山用テント
登山のテント泊用のテント。
天候の変化も激しく、長時間の持ち運びを要される登山用テントは、軽量・コンパクト且つ雨風にも耐えれる強い構造になっています。
また荒天時も簡単に設営できるように組み立てやすい構造で設計されているのです。
バックパックに入るような大きさなので、登山だけでなく車を使わないソロキャンパーや旅人にももってこいですね。
キャンプ用のテントと登山用のテントの違い
キャンプに使うテントと山に持っていくテントではその構造、重さなど大きく違います。
キャンプと山や旅の一番の違いは自分で長時間持ち運ぶかどうかです。
車でキャンプサイトに乗り入れが可能であるオートキャンプ場では、テントを長時間持ち運ぶ必要がありません。なので重さや収納性を考慮する必要がないんです。オシャレで大きいものなど自分が快適に過ごせるテントを選べます。
一方で山でテントを使いたいとなると、自分自身でテントを担いで山に登らなければならず軽量でコンパクトなテントを選ぶ必要があります。また、山の気象条件(強風や雨など)に耐えれる耐久性も山岳用のテントには求められます。
旅などで使う際にも山岳用のテントを使ったほうが軽くてコンパクトなので快適に旅ができます。
オートキャンプ
- 車で行けるのでデカくても重くてもいい。
- 設営に多少時間がかかっても問題ないので広さ、快適さ、オシャレを追求できる。
山、旅、公共交通機関を使って移動するキャンプ
- 長時間持ち運ぶので軽くて、コンパクトなテントが良い。
- 雨風に耐えられる強度が必要。
- 風や雨の際にも素早く寝床を確保できるように設営が簡単なものが良い。
何を目的にテントを選ぶか
いろんな種類のテントがありますが、何のためにテントを使用するかが一番の決め手。
- ファミリーキャンプで使いたい。
- ソロキャンプしたい。
- 友人と2人でオートキャンプしたい。
- 登山でテント泊したい。
- 大人数でキャンプをするのに使いたい。
- 旅で使いたい。
などなど人によっていろんな目的があると思うので、自分のアウトドアスタイルにあったテントを選びましょう。
テントの目的①家族5人で行くオートキャンプには
快適なスペースを確保できるように、リビングとベッドルームで別れたツールームテントで優雅に過ごすのがおすすめです。これだけで大人2人と子供3人が余裕を持って過ごすことができます。
テントの目的②友人(学生)と3人でオートキャンプ
車で行けるオートキャンプなら重さも気にする必要がありません。低予算で手に入るドーム型テントがおすすめ。
テントの目的③彼女と二人でオートキャンプ
カップルでキャンプに行くなら設営が簡単にできるテントがおすすめ。大きすぎず小さすぎずおしゃれなものがいいですよね。
テントの目的④電車で行けるところへソロキャンプ
電車で行くキャンプでは歩いて山に登るわけではないですが、家からキャンプ場までは自分自身でテントを運ばねくてはなりません。バックパックに入る軽量型のワンポールテントや山岳用テントが使いやすいです。
テントの目的⑤男二人で登山テント泊
キャンプ場と山の中は環境が違います。テントを担いで山に登るので収納性と軽量性が求められます。また、山の上では天候が不安定であるため、強風や雨にも耐えられる強度を持ったテントを選ぶ必要があるのです。
大きさは1-2人用、2-3人用など大きさが分かれておりますが、2人で使う場合は荷物を入れるスペースが確保できるので2-3人用がおすすめです。
テントの目的⑥男一人でツーリング+キャンプ
バイクでキャンプに行く方は、バイクの置き場所もテントを選ぶ際の要素になるでしょう。突然の雨などからバイクを守るためにもバイク用の屋根が付いているテントがオススメです。
また、移動時にバイクに取り付けできる大きさのものがいいですね。
その他テントを選ぶ基準は?
実際、無数に種類のあるテント。
人によって好みや使い方が違うので、自分にあったテントを選びましょう。
上記の形や人数以外にテントを選ぶ基準はこれです。
テントを選ぶ基準:テント内の形
同じ種類のテントでもモノによって形がかなり変わってきます。
外側はもちろんですが、内側も重要です。
高さがどれくらいか。地面は長方形か正方形か。どこにポールがあるか。
中で収納の工夫ができるか。ランタンをうまくひっかけられるのか。
いろいろ考えてみて自分のスタイルにあったテントがいいですよね。
テントを選ぶ基準:耐水圧
雨にだけはやられたくないですよね。
雨キャンプでも使いたいなら最低でも耐水圧1500mm以上は欲しいです。
耐水圧は高いほど良いと思いがちですが、高ければ高いほど通気性が悪く結露を起こしやすいです。
テントのシングルウォールとダブルウォールの違い
テントのウォールの種類:シングルウォールとは?
登山向けのテントに多い、幕が一枚のテント。
1枚の壁のみで防水透湿(水は通さないが、水が蒸発した水蒸気は通す)を行います。
一枚なので比較的軽い。
- メリット:フライシートがない分、軽量で設営や撤収が早く、コンパクトにまとまる。
- デメリット:結露しやすく、前室がない(雨天時に汚れている靴などを中に入れなきゃいけない)
テントのウォールの種類:ダブルウォールテントとは?
インナーテント+フライシートと幕が二重になっている構造のテント。
インナーテントにかぶせる防水性の高いフライシート(外の幕)があるため、外の空気や雨からこの2枚の壁が守ってくれます。
またこの2枚構造により、テントの出入り口と外張りの間に前室という空間ができます。汚れた靴を置いたり、調理などもこの空間でできるため快適に過ごすことができます。
- メリット:結露しにくい。前室がある。雨や風・日差しの影響が少ない。
- デメリット:重い。設営や撤収が手間。シングルよりコンパクトさに欠ける。
キャンプなどで使われるテントのほとんどがダブルウォールテントです。
初心者の方はより快適なダブルウォールテントをおすすめします。
買う前の最終確認!こんな選び方もあり。
テントをレンタルしてみる!
テントを一度レンタルしてみて、実際に使ってみるとここが意外と便利とか不便とか使ってみたからこそ学ぶことも多いです。狙っている商品を借りることができるなら、一度使ってみましょう!
多くのキャンプ場でもテントのレンタルを行っているので、実際に使ってみて、気に入ったテントの品番を調べてみるといいですね。
展示品を実際に見てみる!
張ってある実物を見るのが一番わかりやすいですよね!
多くのアウトドアショップでは実際に売り場でテントの設営がされていることが多いです。実物を置いてあるお店を探して、テントに入りながら店員さんに聞いてみるのもよし。
各メーカーによってテントの展示会などが開催されることもあるので、要チェックです。
お店の店員さんに聞いてみる!
アウトドアショップの店員さんはテントの知識を豊富に持っています。店員さんにガンガン話しかけて、情報を聞き出しましょう!ただし、店員さんでも好みがありますので一人だけに聞いて判断するのは早いです。
人によっていろんな意見を聞かせてくれるので、一発で決めずに複数のお店に行ってみたほうがいいです。
自分スタイルのテントを手にいれよう
いかがでしたでしょうか。
登山用、キャンプ用、家族用、ソロ用など多様に存在するテント。その中でどのテントがいいかは、その用途によって変わってきます!ポンポンと変えるものでもないのでまずは自分がどんな用途で使いたいかを決めてから購入するのがいいですね。
用途が決まったら、お店や展示会でみたりレンタルをして使ってみると失敗はないです。
是非この記事を参考に、自分に合ったテントを手に入れてください!
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しょーま
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