登山やキャンプなどアウトドアをしている人なら多くの人が持っている寝袋。
寝袋(シュラフ)ってどれくらいの頻度で洗濯すればいいの?
そもそも寝袋(シュラフ)って洗濯していいの?
今回はそんな寝袋の洗濯方法についてご教示します!
寝袋洗濯方法①洗濯前の確認
寝袋を選択する前に確認する事項は3つあります。
それぞれを確認して、正しい方法で寝袋を洗濯するようにしましょう!
寝袋の洗濯方法確認事項①寝袋の素材は「ダウン素材」か「化繊素材」か?
寝袋の中綿の素材によって洗濯方法が異なるので十分に注意してください。
特に、化繊素材の場合、ポリエステルやナイロンのような素材を多く使われているので洗濯に強いですが、
ダウン素材での場合、洗濯機の利用は控えた方がいいです。
寝袋の洗濯方法確認事項②必ず洗濯表示を見よう
寝袋に限らず、洗濯する場合は必ず洗濯表示を見る習慣を心がけましょう。
間違った方法で洗濯をしてしまうと、傷がついてしまい、早期劣化の原因にもなりかねません。
寝袋の洗濯方法確認事項③寝袋を洗濯するタイミングは?
寝袋の洗濯頻度はどれくらいがベストなのか。
それは、だいたい30泊~50泊した時に、洗濯したらと良いといわれています。
しかし、寝袋を登山使用での場合、身体を洗わずに利用する機会が多いと思います。
その場合は、もう少し洗濯の頻度を多くしましょう。
また、食べ物や飲み物をこぼした時などは、すぐに寝袋を洗いましょう。
すぐに洗わないと、寝袋にカビなどが発生してしまうからです。
寝袋洗濯方法‐化繊(化学繊維)の場合
寝袋の素材が「化繊(化学繊維)」の場合、洗濯機の利用が可能です!
「化繊」寝袋洗濯順序①寝袋を洗濯機に投入
寝袋を洗濯機に入れる前に一点!
ジッパーをすべて閉じてから、寝袋を洗濯機に投入しましょう!
「化繊」寝袋洗濯順序②洗濯洗剤の投入
「化繊」寝袋の場合、通常の一般家庭で使っている洗濯洗剤で構いません。
「化繊」寝袋洗濯順序③洗濯表示通りに「洗濯」・「すすぎ」・「脱水」を行う
必ず洗濯表示通りに行ってください。
「化繊」寝袋洗濯順序④外で陰干し
「化繊」寝袋は必ず自然乾燥で行ってください!
なかなか乾きにくい場合もありますが、寝袋を傷めないためにも自然乾燥(陰干し)が一番です。
寝袋洗濯方法‐ダウン(羽毛)の場合
寝袋の素材が「ダウン(羽毛)」の場合、洗濯機の利用は避けましょう!手洗いです!
「ダウン」寝袋洗濯順序①浴槽にぬるま湯を張る
おおよそ、寝袋が埋まるくらいの深さで大丈夫です。
「ダウン」寝袋洗濯順序②寝袋を浴槽に投入
すべてのジッパーを閉じてから寝袋を浴槽に投入してください。
「ダウン」寝袋洗濯順序③浴槽に洗剤を投入
ダウンジャケットの洗濯にも利用できる、アクロンはおすすめです。
また、「ダウン用洗剤」はモンベルが出している↓↓↓がおすすめです。
「ダウン」寝袋洗濯順序④寝袋を踏む・押す
浴槽に足や手を入れて、寝袋を優しく踏みましょう!
優しく行わないと生地が傷む原因にもなるので、必ず優しく行ってください。
浴槽の中の水が汚くなるまで続けてください。
「ダウン」寝袋洗濯順序⑤すすぐ
浴槽の中の水が濁らなくなるまで続けてください。
「ダウン」寝袋洗濯順序⑥脱水
もし、すすいだあとに水分が多く寝袋に残っていた場合は、タオル等で水分を飛ばしてから脱水するようにしましょう。
「ダウン」寝袋洗濯順序⑦乾燥機に投入
「ダウン」素材の寝袋は、乾燥機に入れることが可能です!
‐「ダウン」寝袋を乾燥機で乾かすときのポイント‐
- 低温で行う
- 夏用:10~20分、冬用:30~40分
寝袋を洗濯して快適にアウトドアを楽しもう!
登山やキャンプなどアウトドアで用いることの多い寝袋。
寝袋を洗うタイミングは30泊~50泊したとき。
しかし、登山等、身体を洗わずに寝袋を使用した場合はもう少し洗濯頻度を上げてください。
以下のことは必ず注意しましょう。
◆注意事項◆
- 「化繊」の場合、洗濯機の利用が可能だが、乾燥機の利用は不可
- また、洗剤は一般家庭で使われている洗濯洗剤でOK
- 「ダウン」の場合、洗濯機の利用は不可能だが、乾燥機の利用は可能
- ダウン用洗剤or中性洗剤のみ
※種によっては上記に該当しないものもあります。
道具を長持ちさせるためにも、メンテナンスは必ず行うようにしましょう!
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