しょーま(@shoma_act)です。
今回、ACTIBASE登山コミュニティのみんなと向かったのは山形、新潟、福島とまたがる日本百名山、飯豊山です。標高は2000m程度ですが、距離がむちゃくちゃ長い。そして標高差も累計で3000m以上と一泊二日でも中々ハードな山でした。多分僕の登山人生で1,2を争うほど。もう2度と行かない気がします笑
でもでも稜線に出てからの景色は美しいし、人の少ないテン泊はとても落ち着くし、山深い山なだけあって山頂からの見る永遠と連なる山々は美しいものでした。
飯豊山
- 高山植物が有名な日本百名山
- 距離23.65km、累計標高差3,219m
- 途中まで眺望はほぼない。ひたすら長い
登山日:2018年6月23-24日
名称:飯豊山(いいでさん)
標高:2,105m
場所:新潟県、山形県、福島県
駐車場:大日杉駐車場(約20台/無料)
アクセス:米沢北ICより約2時間
コース:大日杉→地蔵岳→本山小屋(テン泊)→山頂→大日杉
コースタイム:往復約17時間
目次
アッブダウンの連続!飯豊山で一泊二日のテント泊登山
前夜に集合して、東京から大日杉へ。10台程度の車がすでにあった。この時久しぶりのテント泊に浮かれていた僕らはまだ飯豊山の怖さを知らない。駐車場は虫がやばかったので、そそくさと準備して登山口へ。
はじめは、こんな森の中を進んでいきます。大木が倒れていたり、急に急登になったりと中々ハードな道をどんどんと登っていきます。
するといきなり、鎖場が。しかも20m以上はあるのだろうかかなり長い。急登続きにテント泊装備が肩にズシンとのしかかっている。「プォーーー。もう樹林はええ。樹林はええ。」そんなことを言いながらまだまだ歩かなければならない。
こんな具合に歩いているとようやく地蔵岳に到着。お腹が減りまくっているのでとりあえず昼飯。しかしあっついし、山頂はまだまだ先だ。
ここからはこんな道を歩いていく、尾根だ。たまに切れ落ちてるところがある。景色はまあまあといったところです。
こんな感じの雪渓を3回くらい渡る。
すべらないように気をつけて!
雪渓を抜けるとこんな景色が、ようやく切合小屋の近くまできました。ここで水を補給できます。冷たくてめちゃめちゃうまいー気持ちー。疲れた体に染み渡るー。
切合小屋で少し休んだら、本山小屋を目指して、最後のデカめの雪渓に取り付きます。ここは下から見るとかなり急に見えますが、実際に登り始めると割と登りやすかったです。さずがに軽アイゼンは装着していますが。。
この後はこんな感じの稜線を歩いていきます。この辺の道はかなり良い。
こんな感じに岩を乗り越えていくところもある。
そしてようやくテン場に到着!明日の朝、山頂に行くことに決め今日はおやすみです。クッソ疲れたー。みんなで夜会する前に、寝る準備してたらふと寝袋が目に入りどんなもんかと入ってみたらあまりの心地よさに眠りに落ちてしまっていた。悔しすぎる。みんなで夜会したかった。
そして朝。素晴らしい景色とともに1日がスタートする。テン泊の醍醐味はこれだろう。普段の日帰り登山では体験できない夕方と早朝をまったりとコーヒーでも飲みながら味わうことができる。やっぱりテン泊最高やな。
本山小屋から飯豊山山頂までの稜線歩きもめちゃめちゃいい。花が咲いていたり、雪がついた山々を見れたり。
ほとんどアップダウンもなくて朝のお散歩にはぴったりだ。飯豊山の醍醐味はここなんじゃないかと思うわけですよ。
そして山頂です。よーやくついた!マジでみんな頑張った。
山頂からの景色もGOOD。あとはテントを回収して、下山するだけーっとその下山が大変なんですけどねw
稜線歩きが素晴らしいスーパーロングコース飯豊山
飯豊山より無事帰ってきました。一言で言えば修行の山ですね。急登で始まって、ひたすら距離が長くて何個も山を越えて、本当に景色がいいのは最後の数時間だけというドMにはうってつけのコースです。
でもでもやっぱり最後の景色は良かった。山頂からの眺望もよくて、それまでに歩いた疲れとか吹っ飛んでしまうわけがなかった。もう僕は2度と行くことはないでしょう笑
このハードな山に挑戦したい方は是非飯豊山へ。
山に一緒に行く人が周りにいない、登山に行ってみたいけど不安という方はACTIBASE登山グループを是非ご利用ください。同年代の登山仲間がきっと見つかりますよ!
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