初心者にオススメ!岩手の八幡平を最短1時間で日帰り登山

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こんにちは、日本全国の山を登ってますしょーま(@shoma_act)です。

今回はACTIBASE登山コミュニティの登山仲間と、9月に一泊二日で岩手の日本百名山3つを回ってきました。その一つである八幡平で日帰り登山をしてきたのでご紹介します!

八幡平は往復最短1時間で山頂まで行ける超初心者にもオススメの日本百名山で、観光地としても有名です。登山道からは八幡沼やガマ沼の美しい火口沼を見ることができるのです。何と言っても、車で頂上近くまで行ってゆるーく大自然の中を歩けるのって素晴らしい。

ではでは、岩手にある3つの百名山の一つ八幡平日帰り登山レビュースタートです。

 八幡平について
名称:八幡平(はちまんたい)
標高:1,613m
場所:岩手県八幡平市、秋田県仙北市・鹿角市
駐車場:八幡平山頂レストハウス駐車場(80台/410円)
※歩いて5分で無料の駐車場があります。
アクセス:東北自動車道松尾八幡平ICから車で約50分
コース:八幡平山頂レストハウス→八幡平山頂(ピストン)
コースタイム:約1時間/登35分,下25分
メモ:日本百名山
登山日:2018年9月15日

八幡平へ日帰り登山へレッツゴー

今回の岩手の百名山3つ制覇する旅は一泊二日なので、早池峰山の登山を終えて八幡平まで来ました。駐車場は山頂レストハウス駐車場(マップコード:657 103 576)。駐車場はおそらくナビでも検索すれば出ると思うし、ずっと舗装された道を走るのでのでアクセスは容易だと思う。

ちなみにここが秋田県と岩手県の県境なのだそう。4人中2人は秋田県にいて2人は岩手県にいるという県境のコテコテの鉄板写真を撮って登山開始。ここから山頂までは往復で1時間程度なので日は暮れそうですが突入します。

自分が想定するよりも早く暗くなったり、遭難時に使ったりなどするのでもちろん登山やるなら必ず常備しておくべきですが、遅い時間から山に入る際には必ずヘッドランプを携帯しましょう!人気アウトドアブランドであるブラックダイアモンドのコズモは、200ルーメンと登山でも十分な光量があり低価格なのでオススメです。

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こんなに整備された石の階段を上がっていきます。すごいちっちゃい子供を連れて家族で来ている方々やおじいちゃんおばあちゃんなどが楽しく観光している。見た目だけは登山します感を出している僕ら。まぁ単純にみんなが来れる山っていいなっと思えるわけですよ。

山の道を極めた人しか行けないような場所もなんかいいけどさ、年齢とか登山の技術問わず来れる山(場所)って登山をしている人からすれば物足りないかもしれないけれど、こうゆう誰もが山を楽しめる場所も大事にしたいな。

階段が終わると石の道。もうさ、ここまで整備されてると何だろう。うん、見ての通りものすごく歩きやすいんだ。

ガマ沼に到着。ちなみに名前の由来は「お釜」のような形をしているからで、この沼にカエルはいない。サンショウウオはいるらしい。

まだ少し早いけどだんだんと色ずいている部分もある。八幡平の紅葉はめちゃくちゃ綺麗と聞く。八幡平の紅葉の見頃の時期は9月下旬~10月中旬です。

八幡平の紅葉はこの登山道だけでなく、岩手・秋田にまたがる全長約27kmの山岳ドライブロード『アスピーテライン』も有名。国内有数の人気紅葉スポットとして知られ、道路沿いの色づいた木々を眺めながらドライブを楽しむことができる。

エモい。なんてエモさなんだ。ガマ沼の隣には東西600m、南北200mに広がる巨大な八幡沼がある。奥の巨大な影が岩手山です。

いやはや、美しい。

だんだんと陽も落ちてきているしガスにも包まれ始めているけど、展望台があるので八幡沼をバックにそれっぽい写真を撮ってみる。

展望台から見て八幡平の左側には避難小屋がある。この避難小屋のルートを歩くのもかなり良さそうだ。八幡沼の周りをぐるっと一周回るだけのルートなので、時間的にもそれほど負担にならなそうだ。

ガマ沼からまた舗装路を歩いていくと八幡平の山頂に到着!大きな標柱と櫓があります。八幡平の八ポーズでパシャり。みんな八幡平と言ったらこのポーズだよね!

展望台に上がってガスに包まれたどんよりとした空と無数に生える木々たちを見つめる。この雄大な自然の中にいるからなのだろうか、東京から岩手に車で移動して早池峰山を登ってさらに車で2時間かけて八幡平にきた疲れからなのだろうか(おそらく後者)、皆んなそれぞれ言葉を発することもなく八幡平の自然に目を向けている。

多分どちらも正解で、雄大な自然に身を任せてるのもあるし疲れもあるのだろう。ただここで僕が思っていたのはもうちょっといい景色が見たかった。

ガスに包めれていて此れと言って目立つものはなく、東京から岩手まで来たという現実がこうさせてしまったのかもしれない。ふぁ。

ただ下山時にはガスも少なくなり、どんと構える岩手山が偉大で本当に美しかった。こんな景色を往復1時間のハイキングで見れる八幡平は素晴らしすぎるし、ルートも沢山あるのでまた来て探索しよう。

八幡平はみんながゆるりと山と戯れることができる場所

八幡平の日帰り登山いかがでしたでしょうか。

道も舗装されていてとっても歩きやすいので家族での観光や登山初心者の方にとってもオススメです。コースも色々とあり、岩手山や無数にある沼や湿原など美しい景色を堪能することができます。

山頂近くにある鏡沼では、初夏の5月後半6月初旬にかけて、雪が溶けると巨大な「目玉」のように見える。雪解けの季節にだけ見られる現象で、「ドラゴンアイ」と言われています。見られるのは2週間ほどで、八幡平にはまだかなりの雪が残っている時期なので、アイゼンや防寒着などそれなりの装備が必要になりますがこちらもとっても見ものです。

是非、一度八幡平を訪れてみてください!

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。