大倉尾根はやっぱりバカだった!12月の丹沢山へ日帰り登山

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こんにちは、毎週登山を楽しんでますアウトドアマンのしょーま(@shoma_act)です。

今回はACTIBASE登山コミュニティの登山仲間と日本百名山の丹沢山で登山をしてきました!

12月初旬に大倉から塔ノ岳を経由して丹沢山に行くコースで日帰り登山してきましたが、正直言ってめちゃめちゃ長い。バカ尾根と呼ばれる大倉尾根はやっぱりバカだったわ。歩き慣れていない初心者の日帰り登山だと絶対きつい。。

そんな大倉から登る丹沢山の登山レポートです!

 丹沢山について
名称:丹沢山(たんざわさん)
標高:1,567m
場所:神奈川県相模原市緑区・山北町・清川村
駐車場:大倉駐車場前のコインパーキング(約30台/500円(平日))
アクセス:中央道諏訪ICより10km
コース:大倉登山口→塔ノ岳→丹沢山(ピストン)
コースタイム:往復約9時間30分(登り5時間30分/下り4時間)

丹沢山塊奥地にある丹沢山を目指して大倉から登山開始!

大倉の駐車場に到着したのが朝の4時過ぎ。大倉駐車場(8時〜21時/10時間まで200円(平日))はまだ営業しておらず、向かいにあるコインパーキングに車を停めました。都心からのアクセスはしやすいです。

あたりはまだ真っ暗で街の光が見えます。ナイトハイク初めてのメンバーもおりワクワクドキドキ。一人でのナイトハイクは恐怖でしかないけど、みんなで行けば怖くない!

しょーま
真っ暗だーっ。イックぞー!
ゆいぽん
真っ暗ですね、ナイトハイク初めてだからワクワクする!
なっしー
俺も初ですわ!お化けよりみきちゃんが怖い。
みきちゃん
なんでやねん!

ヘッドライトをつけて登山をしていくこと2-3時間塔ノ岳に到達する手前で段々と、あたりが明るくなってきた。明け方の霧に包まれる登山道は、よく言えば幻想的で悪く言えば不気味な雰囲気がある。

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久しぶりに丹沢に来たけれど、大倉尾根はやっぱりバカだ。ひたすら登っていくし階段地獄がすごいからふくらはぎパンパンになる。本当に修行の山で、最初の盛り上がりとは裏腹にみんな口数が少なくなっていく。

しょーま
いつの間にかなっしーがゾンビ化してる。
みきちゃん
本当だ!梨のゾンビ!!
なっしー
いやっ、それ普通に腐った梨じゃん。

単調な登りがひたすら続く大倉尾根を登りながらみんなが共通で思っていること、

「もう階段だけはやめてくれ」

階段はダメ、階段はダメ。。。

ハリーポッターが組み分け帽に言っていたようにみんなの頭の中でつぶやいていたはずだ。

やっと塔ノ岳着いたーっと思ったらよく見ると花立山荘という山小屋。大倉尾根はそんなに甘くない。ここから塔ノ岳の山頂までは地図上のコースタイムで1時間もある。

花立山荘の近くにはベンチがあるので、そこで小休止。みんなで行動食食べながらお話しして盛り上がる。

やっぱグループ登山楽しいな!とつくづく感じる瞬間がこれ。休憩中の楽しさ!

そして遂に塔ノ岳山頂に到着!!見ての通りガスガスで何も見えません。

この山に登って眺望がないとなんだかもう本当に修行ですわ。久しぶりに登った大倉尾根はマジで長い。これから初めていく人は心してかかるよーに!

なっしー
おっしゃーーーぁっ!やっとついた!
ゆいぽん
やっとですね、よかったー!
しょーま
やったーっ!じゃあ、ご飯食べて帰ろうか。
みきちゃん
なんでやねん、丹沢山いくでしょ!笑
しょーま
。。は、はい。。とても行きたいです!

塔ノ岳を出発してガスガスの中、丹沢山を目指します。ちなみに塔ノ岳から丹沢山までのコースタイムは1時間半。塔ノ岳からも意外と長いんですよね。

とわ言えこの道は標高差はそれほどなく、一度くだってじわじわ登っていく感じです。

そして大倉から登ること4時間半位ででようやく丹沢山の山頂にたどり着きました!

いやーっ無事みんなで来れてよかったーっ!にしても相変わらずのガスガス。

山頂にあるみやま山荘の中でお昼ご飯を食べたのですが、山荘の方がめちゃめちゃ優しかったー!空間も亭主さんもあったかい山小屋ってやっぱいいな。ACTIBASEも山小屋作りたい。

ご飯を食べ終わったら下山開始。行きは暗闇登山でせっかく持っていった一眼レフが活躍しなかったので、帰りはパシャパシャ撮りながら下山します。

木々の間から見える景色。下の方はまだ紅葉していて、目をあげると駿河湾が見える。左のほうには江ノ島もあったりして。バッとひらけているわけではないけれどもそれなりの眺望が楽しめる。海が見える登山てやっぱいいですよね。

バカ尾根というドSの登山道を持つ道でもたまに平坦なところがある。ずっと上り坂や階段を登っているので平坦な道に出るといかに平坦な道が歩きやすいかがわかり、バカ尾根の厳しさも実感する。

ともあれ、左右に背の高い木々が美しく並ぶ中での平坦歩きはぼくたちに癒しを与えてくれる。

そして丹沢山地のいいところは、登山道の所々に道標を設置しており、目指す場所までの距離がわかることだ。これはありがたい、永遠と上り坂が続くバカ尾根では登っても登ってもまた階段があったりと感覚がバグってくるので、この道標は本当にありがたい。

僕たちが少しづつでも着実に登っていることを実感できる。

下の方にありてくると12月の初旬というのに紅葉していてまだこんなにも木々が色づいているのだ。緑と黄色とオレンジが混ざり合う景色はなんとも美しい。

大倉から登り始めて8時間。僕らは遂に戻ってきました!

大倉尾根はマジでバカ尾根だった丹沢登山

鍋割山には毎年行っていたが塔ノ岳に行ったのは2年前くらいだろうか。久しぶりの大倉尾根を体験して感じたのはやっぱりバカ尾根だったってこと。展望も少ない上に本当に階段地獄。自分をいじめるのはちょうどいい場所である。

ただそのバカ尾根を登り切ったものには塔ノ岳山頂からの素晴らしい景色が与えられる。はずだったのだが、あいにくのガスガス。このガスガスのくだりを俺は何回やってるのだろうか。

丹沢山は東京民からして割と身近にある百名山だけど、やっぱちょっとハードすぎる。まずは塔ノ岳の日帰り登山で自分をいじめてから丹沢山に挑戦してほしい。

もちろん山荘も各所にあるので、一泊2日で丹沢山に行けば割とゆっくりと登山を楽しめるだろう。とわ言え、登山道のキツさに変わりはないのだがww

キツめの登山がしたい。自分の体力の成長を確認したいという方は、是非バカ尾根を使って塔ノ岳や丹沢山に行ってみてください。

登山に一緒に行く人が周りにいない、登山に行ってみたいけど不安という方はACTIBASE登山グループを是非ご利用ください。同年代の登山仲間がきっと見つかりますよ!

—ACTIBASEの登山グループで登山仲間を見つけよう—

 

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。