雪山始めるなら6本爪のラチェット式軽アイゼンがオススメ

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こんにちは、冬でも毎週のように登山してますしょーま(@shoma_act)です。

これから雪山を始めたいという方にまず買っていただきたいのが軽アイゼンです。

氷の上や凍った雪の上を歩く際に登山靴の下に装着する登山用具で、冬だけでなく春の残雪期や夏の雪渓歩きなどでも活躍する登山者マストハブアイテムです。

中でもオススメのラチェット式の6本爪軽アイゼンをご紹介します!

ラチェット式の6本爪軽アイゼンがオススメの理由

まず、着脱が圧倒的に楽。

軽アイゼンにはラチェット式ベルト式がありますが、圧倒的にラチェット式の方が着脱が早いのです。ベルト式は自分で靴に巻きつけていかなければならないので装着にどうしても時間がかかってしまいます。慣れれば早く装着できるとは言え、冬の山はめちゃくちゃ寒いので1秒でも早く装着して体を動かしたいですよね。

また山小屋などで休憩する際にも、アイゼンは取り外さなくてはなりません。やっぱり着脱は簡単な方がいいですよね。

手袋でも操作しやすい

雪山って基本的に手袋着用してますよね。ペットボトルの水も凍りつく寒い環境では、手袋を外しただけで手が痛くなる。できれば手袋を装着したまま全ての作業を完結したいですよね。ラチェット式のアイゼンだと手袋をしていても装着しやすいです。雪山登山中に手袋を外すことはマジでリスクでしかない。

なぜ6本爪の軽アイゼンか

6本爪タイプは、土踏まずを含む靴底の中央部分に取り付けて使用します。4本爪よりも爪が多い分地面を捉えることができるのでバランスを取りやすく安定します。その為の4本爪よりも行ける山の範囲も広くなります。

しかし、6本爪の軽アイゼンはつま先とかかと部分に爪がないため、険しい斜面が続くような雪山の登山では登るのが大変です。とはいえ、未装着の状態に比べると雪道の歩行は驚くほど快適になるので雪山を始めるならまずはこの軽アイゼンから始めましょう!

もちろん、10本とか12本爪のアイゼンの方がいける幅は広がりますが、雪山を始めた方は最初は登りやすい山から始めるのが良いと思います。

モンベルのスノースパイク6 クイックフィット

ちなみに僕が使っているのはmont-bell(モンベル)スノースパイク6 クイックフィットです。

スキーシューズのように黒のバックルにバンドを通してカチカチと調整していきます。赤いレバーを2つ同時に引き上げることで解放が可能です。めちゃめちゃ簡単に着脱できてマジで使いやすいです。

専用のアイゼンケースも付いてきます。ちなみに、このアイゼンのサイズは3種類あってS(21.5~23.0cm)、M(23.0~26.5cm)、L(26.5~30.0cm)です。自分の靴のサイズにあったものを購入しましょう!

その他のラチェット式の6本爪軽アイゼン

エバニューの6本爪軽アイゼン

カンプの6本爪軽アイゼン

オクトスの6本爪軽アイゼン

ラチェット式の軽アイゼンが壊れやすいというでまかせ

「ラチェット式のアイゼンは簡単に壊れる。」みたいなことをおっしゃる方もおりますが、僕はこのモンベルのラチェット式の軽アイゼンを3年間使ってますがまだ壊れていません。物なので消耗するし壊れるときはいつか壊れるので、「ラチェット式のアイゼンは簡単に壊れる。」なんて盲目的に信じている方々の言葉を鵜呑みにする必要はないと思います。

ラチェット式の軽アイゼンは(ベルト式よりも壊れる可能性が高い)壊れやすいが真実

あくまでも比較の話であって、ラチェット式=壊れやすいでわありません。

もちろん、ひもだけで巻きついているベルト式よりも装置?が付いているラチェット式の方が壊れるリスクは高いかもしれませんが、簡単に壊れることはありません。ラチェット式が良いならラチェット買えばいいし、ベルトが良いならベルト式を買えば良い。

ラチェット式の6本爪軽アイゼンで雪山に繰り出そう

雪山では体温の管理がとっても大事。服で体調管理をするのももちろんですが、身につけるギアも扱いやすいものにして素早く行動したいものですよね。

ラチェット式軽アイゼンは、操作がしやすく着脱も容易なため体温を下げてしまうリスクを下げられます。

白銀の世界が広がる冬の山には、他の季節では見れないような絶景が広がっている。6本爪のアイゼンを買えば冬でもいける山の範囲はめちゃくちゃも増えるのでこの冬軽アイゼンを手に入れて新たな景色を見に行きましょう!

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しょーま

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。




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ABOUTこの記事をかいた人

ACTIBASE代表。年間80日山にいる男。日本百名山登覇。成蹊大学卒業後、山にハマり過ぎて2年間務めた会社を退職&ACTIBASE設立。1000人の若者登山コミニティを運営。アウトドアブランド『仙』を立ち上げデザイナーとして活動中。2017年に自伝を出す。