こんにちは!ACTIBASEライターのゆうやです。
突然ですが、みなさんこんなことをふと思ったりしたことありませんか?
死ぬような山は行きたくないけど、そこそこのスリルは味わいたい。
鎖場の山って登ったことありますか?
急な坂を鎖や岩をつかんでよじ登る鎖場。
これこそ「山歩き」ではなく、「山登り」。
有名な鎖の山だと槍ヶ岳や劔岳など。
でも、これらの上級レベルの山にいきなり挑戦するのは厳しいものがありますよね。
見つけました。見つけたんです。そうです。
鎖場の経験がない方におすすめな低山を見つけてきたんです!
その名も岩殿山。今回はこの山を紹介いたします。
目次
鎖場体験に最適!岩殿山ってどんなとこ?
山梨百名山の一つ。
都心から電車で行けて、鎖場を楽しむことのできる低山。
鎖場初心者に非常におすすめの登山スポット、岩殿山。
名称:岩殿山(いわどのやま)
標高:634m(東京スカイツリーと同じ高さ)
場所:山梨県 大月市
最寄り駅:JR中央本線 大月駅
コース:大月駅ー岩殿山ふれあいの館ー岩殿山山頂ー兜岩ー天神山ー稚児落しー浅利集落ー大月駅
コースタイム:約3時間40分
こんな方におすすめ:登山初心者、鎖場登山初心者、スリルを味わう登山が好きな方
岩殿山登山①岩殿山頂までの道のり
最寄り駅が中央線、山梨県の大月駅。
都心から約1時間半ほど中央本線に乗って到着です。(特急「かいじ」を使えば新宿から約1時間)
この山の良いところ!何と言っても駅から登山口まで歩いて行けるんです。
電車で登山に行く場合、バスを乗り継いで登山口まで行かなければならない山、多いですよねー
岩殿山は登山口まで徒歩約20分。
何かトラブルで帰りが遅くなってバスがなくなってしまう!なんて心配は不要です。
まず、大月駅から岩殿山ふれあいの館を目指しましょう。
大月駅改札を出て、国道20号沿いを南へ。
コンビニは「デイリーヤマザキ」と「セブンイレブン」があるので、食料などの調達はここで。
セブンイレブンの裏側に岩殿山がそびえ立っています。岩殿山は低山ながら絶壁の大迫力!
信号を曲がって国道139号沿いを歩いていきます。
すると左側に岩殿山登山口を発見。
階段を登って道を進んでいくと、岩殿山ふれあいの館へ到着。
ふれあいの館にはトイレがあります。これ以降トイレはないので必ず行っておきましょう。
また、岩殿山登山のルート地図を無料でもらうことができます。
岩殿山専用地図なので非常にわかりやすい。ありがたい。
岩殿山は、東コースと西コースの2ルートがあるみたいです。
西コースは鎖場を通ることができるそうなので、今回はこちらを選択。
ただ単に山頂ピストンではなく、縦走のようなコースですね。
早速急な階段を登って山頂を目指します。
ここは一本道の階段を登っていくだけなので、迷うことはありません。
分岐路を発見。
岩殿山頂がある右側「岩殿城跡方向」にいきます。
後でここに戻り、左の兜岩側に進みます。
山頂は岩殿城というお城が建ってたみたいですね。
岩殿山登山②富士山も見える絶景。岩殿山頂
割とあっという間に岩殿山の山頂広場に到着。
ここから5分歩いた「烽火台」という場所が山頂ですが、
こっちの方が山頂っぽかったです。
そして山頂から見る景色が最高!!!
大月市を見下ろせて、綺麗な富士山が見えます。
写真じゃあ伝わりづらいなあああ。リアルで見るともっと大きく綺麗に見えるんですよ、本当に!
岩殿山は絶景が見える、気持ちいい山頂でした。
山頂を味わいながら少し休憩して、登山再開。
先ほどの分岐路に戻り、兜岩・稚児落し方面を目指します。
ここからのルートは森の中を進んでいく感じ。
影がかかって日の光がかからないところは、少しネチャリとした登山道でした。
そして注目の鎖場に到着!
岩殿山登山③もはや直登。スリル満点の鎖場に登る
これ下から撮ったものです。なかなか急なところだ。
このクサリと周りの岩を使ってクライミング。
スリル満点です。落ちたら本当に危ないので、慎重に行きましょう。
他にもこんな鎖場もありました。
登り終わった後の安心感半端ない。
トラバースも発見!
これ左側が見えませんが、落ちたら相当落ちます。笑
右の手すりをつかみながら慎重に進む。おもしれえええ。
鎖場とトラバースを越えれば、スリリングな場所は落ち着きます。
左側にところどころ大月市と綺麗な富士山が見えます。
絶景を見ながら山を進んでいけるのも、この岩殿山のいいところ。
岩殿山、たまらんです。
しばらく歩くと天神山の山頂に到着。
山頂と言うよりも登山道の途中に目印があるくらい。
山頂っぽい山頂ではないです。
ここを越え、来た方向から見て右側に進んでいきます。
存在感が特別ある道ではないので、「いつ着くのかなぁいつ着くのかなぁ」と思いながら進みます。
すると異常な存在感のあるものが見えてきました。
岩殿山登山④落ちたら終わる。絶壁すぎる稚児落し
岩殿山の名所、断崖絶壁。稚児落し。
稚児落としはただのルートの名前だと思っていましたが、こんなすごい絶壁だとは。。。
あの上から落ちたら一巻の終わりや。
すごい高度感。恐くて下が見下ろせません。
そして、登山道を進んでいくと稚児落しの真上にたどり着くことができました!
まさか都心の近くにこんなところがあるなんて。迫力満点。
風も強くなくて気持ちよすぎ。
平らな広場があったので、昼食を取っている登山者の方々がちらほら。
僕もここで昼食に。
今日のランチはシンプルにおにぎりとなめこ汁!
絶壁飯うますぎ。気温も暖かく、お湯もすぐ湧いて最高のランチでした。
道具を片付けて、下山。
稚児落しの先を歩いて、下っていきます。
この道は少し滑りやすいところもあるので慎重に進んでいきます。
30分ほど歩いて、一般道に到着。
楽しかった思い出に浸りながら、道路を辿って大月駅を目指しました。
岩殿山は絶景、鎖場、絶壁が味わえる素晴らしい山だった
岩殿山ではこんな楽しい登山をすることができました。
岩殿山に鎖場があることは知っていましたが、
富士山の絶景を見れることや、でっかい断崖絶壁が楽しめるとは知りませんでした。
しかも、都心からも1時間半でいけちゃう立地の良さ。岩殿山最高。
鎖場行ったことないけど、やってみたい!!って方には特におすすめしたい山です。
低山なので雪もあまりなく、安心です。
ぜひ休日は岩殿山でスリル満点の登山をしてみてはいかがでしょうか!
以上、ACTIBASEライターゆうやの岩殿山登山のご紹介でした。
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